1155352 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

雲の上はいつも蒼空

雲の上はいつも蒼空

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2016.03.24
XML

娘とテレビを見ていたら、
歌詞の字幕で「人ゴミ」というのが出てきた。

「ごみをカタカナにすると、人がゴミのようだ!って感じになっちゃうね」
            (ラピュタに出て来るムスカのセリフ)
と笑ったら、娘が、
「え、そうなんじゃないの、私そうだと思ってた。どこがいけないの」
と言ったのでちょっとびっくり。

「ゴミくずのごみじゃなくて、人がたくさんいる…込んでるから人込みっていうのよ。
大きな駅の雑踏みたいに、大勢がざわざわしている感じ」

人混みも使えると思ったが、電子辞書で調べると人込みしか出てこなかった。

娘は言ってることわかってくれたかな?
彼女はけっこう本好きの部類だと思うけど、
是非とも、もっとたくさんの本を読んで欲しいなぁ、と思った。


最近気になる言葉としては、

「来賓の話が延々と続いて疲れた」というような「延々と」が、
時折「永遠と」という言葉に置き換わっていたりする。

「永遠と待たねばならない」
・・・って街頭インタビューのテロップにも書かれててびっくりした。

確かにそう聞こえることもあるかも知れないけど…。
長い時間が永遠のように思えると言いたいのかも?
それにしても、永遠は長すぎるんじゃないかなぁ。

「延々と」って言葉はあまり使われなくなりつつあるのかな。


これはだいぶ前から気になってて、
もはや先生やTV番組でも普通に使われているのですが、
「難易度が高い」って言葉にも抵抗を感じてしまう。

「難易度」というと難しかったり易しかったりする尺度なので、
単にそれが高いというと、難しい方が高いのか易しい方が高いのかわからない。
難しいってことを言いたいのなら「難度が高い」と言うとすっきりすると思う。

たまにちゃんとそう言う人がいると、
「この人は言葉に気を遣う人なんだな」と好感度が上がります上向き矢印


それからもう一つ、
「うろ覚え」を「うる覚え」という人がけっこういる。

はっきりしない記憶のことを言う「うろ覚え」は、
漢字では「空覚え」と書くようです。

うろは虚・空・洞など内部が空になっているということで、
あまり注意を向けないで(頭が空っぽな状態で)見聞きしたことが、
ぼんやりとしか思い出せない状態のことを「うろ覚え」というイメージ。

「うる覚え」だと、意味のイメージが出てこない。
「永遠と」と同じように聞き間違えから来てるのだろうなぁ。


言葉は生き物でだんだん変わっていくという。
だから、この言葉たちはそのうち正しいものになるのかも知れない。
一時的に使われただけで、淘汰されていくものもあるだろうし…。

私が正しいと思って使っている言葉の中にも、
間違った使われ方から昇格したものもたくさんあるんだろうな。

だからこれが正しい!という風には、余り強く言えないけれど…。

でもやっぱり、
言葉で仕事をしている、例えばアナウンサーの人などが使ってると、
気になったりしてしまうこの頃なのでした。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.03.25 00:31:46
コメント(0) | コメントを書く
[今ドキのイロイロ…] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X