青空のように・・・

ＫＡＴは小学校２年生から習字教室に通っています
毛筆を始めてから、先生はＫＡＴに合った筆を探して、
試行錯誤してくださり、これがピッタリと見つけたのが、
先生が２０年以上前に買って持っていた竹筆でした
それからずっと、ＫＡＴはその竹筆で、
たくさんの文字と作品を書いてきました

一昨年位から、その竹筆はもう穂先が無くなってきていて、
ＫＡＴの字も、線が割れてしまうようになり、
「新しい筆を買いましょう」と先生と話していました
先生が電話で竹筆を作っていらっしゃる先生に説明して、
１本送っていただいたのですが、
それは、ＫＡＴには穂先が柔らかすぎて、合わなかったそうです

「やっぱり、電話じゃダメだわ
直接行って、Ｋちゃんが書いてみて決めないと・・・」
でも、その先生の工房は珠洲にあり、簡単に行くことができません
それでも、意を決して、この春休み中に先生に時間を作ってもらって、
一緒に買いに行きましょうとお願いしていました

すると、とても幸運なことに、
４月１日にその先生が作られた竹筆を売るお店が、
金沢にオープンすることになったのです
早速昨日、習字の先生とＫＡＴと一緒に行って来ました

何種類かの太さの竹筆が、それぞれ数本ずつ置いてありました
全て一点もので、それぞれに、穂先の長さや柔らかさが違います
ＫＡＴが使う筆の太さは決まっています
その中から、一番穂先が硬そうなものを選んで、
ＫＡＴが試し書きをしたのを見て、先生「きましたこれです」
私にはわからないけど、プロの目には、
使う人と筆の相性がわかるんですね～

ＫＡＴの新しい竹筆

他にも、能登の名匠たちの作品が、所狭しと並んでいました

帰りに、兼六園の側を通ってきました
桜はまだチラホラでした
今日あたりから、一気に咲き始めそうです