青空のように・・・

昨日、地域の小学校のフリー参観だったので、
保護者ではないけれど、参観に行って来ました
前々から、特別支援学級在籍のママたちから相談も受けていたので、
特学の教室と、交流での様子を見ながら、
ママたちからの話も聞いて、その足で、皆で校長室へ

メインのお願いは、こちらの記事の内容
その大学の先生に、こちらの小学校を見てもらって、
いろいろアドバイスをして戴きたい・・・と言うこと

結果は、見事に玉砕しました

特学の教室や授業の様子を見ての私の感想
ママたちが感じている“違和感”はすぐに理解できました

環境の構造化はされているけど、機能していない
（子供たちに構造化の意味を理解されていないので、思ったように動けない）
学習の工夫はされているけど、提示の仕方の問題で、
本題までに時間がかかる
（子供たちは本題に入るまでに疲れてしまって、
肝心なところの学習が進まない）
自立課題の材料は山のようにあるのに、活用されていない
（多分、先生には課題の持つ意味がわかっていない
「できないことをできるようにしたい」に固執して、
子供たちの「わかってできる」や
「最初から最後まで一人でできる」には考えが及んでいない）
先生方は研修も受けられているし、専門的なこともご存知のようですが、
その活かし方や最後のツメが曖昧になってしまっていると感じました
何よりも、子供たちにとって、特学の教室が“学校生活の核”になるような、
そんな運営が必要だと思いました

そういうことをお話した上で、専門的なアドバイスをしてもらいたい
とお願いしたのですが、ダメでした
その理由・・・
特学の担任は、特別支援教育の勉強をしてきた先生がなる訳ではない
（はい、そんなこと百も承知です）
他の学校で前例があれば、成果を聞いて取り入れたいが・・・
（真っ先にこちらの学校ではやりませんか）
そして、直接校長先生から聞いたのではないのですが、
後で知った理由・・・
校長は、担任なりに努力してやっているので、色々なアドバイスを受けても、
抱え込み過ぎて、潰れてしまうことを心配しているとのこと

う～ん、納得できない
間違った努力をしてもらうと、逆に大変なことになる
それは、私自身が経験している・・・
無駄な努力をしなくて済むように、
アドバイスしてもらうのではないのだろうか
担任一人で抱え込み過ぎるのが心配なら、
それをフォローするのが、校長の役目なんではないだろうか
更に言うなら、担任が特別支援教育の勉強をしてきていないことは、
何の言い訳にもならないってこと

そして、いつも出てくる（学校の管理職と話して、私も何度聞いたことか）
様子を見て・・・
あの～様子っていったいいつまで見てれば良いんでしょうか
私の経験上、様子を見るのは２ヶ月まで
３ヶ月経ってもまだそう言ってる時は、どれだけ見ても何も変わりません

とまあ、言いたいことは山ほどあれど、
ここはグッと抑えて“様子を見る”ことにしました
まあ、動きはまだ始まったばかりですから・・・

ママたちも、やれることやるべきことはまだまだあります
皆でがんばろう
小さな力だけど、合わせればきっと動かせるはず
何よりも、子供たちのために