青空のように・・・

ＫＡＴは自閉っ子なので、音声言語でのコミュニケーションが苦手です

どんなに巧みにおしゃべりできる自閉症の方にとっても、
『音声言語は第二言語』
そんなことは充分承知しているけれど、
ＫＡＴとの日常会話のほとんどは音声言語のみでやっています

昨日の出来事・・・
いつものように、ドラッグストアへペットボトルの水入れから帰ってきたＫＡＴ
「ＭＭさんのお姉さんと会いました」と言いました

ＭＭさんは、そのお店でアルバイトしている女の子
ＫＡＴの小・中学校の同級生です
でも、彼女は長女で、妹はいるけどお姉さんはいません

「違うでしょ～妹でしょう」
「違いますお姉さんです」
「え～Ｍちゃんにはお姉さんはいないよ・・・レジにいましたか」
「レジにいました」
「だったら、Ｍちゃんでしょ本人じゃないの」
「ＭＭさんのお姉さんです」

う～ん
Ｍちゃん、高校生になって、かなり大人っぽくなったから、
ＫＡＴは、本人をお姉さんだと思ったんじゃないのかな～
と勝手に解釈していました

ところが、さっきお姉ちゃんと話していて、事実が判明

お姉ちゃんの大学の同級生に、Ｍちゃんの従姉がいて、
ＫＡＴは彼女と会ったんです
彼女はもちろんＫＡＴのことを知っていて、
レジで会って、話しかけてくれて、いろいろ会話もしたようです
そして、自分のことを「ＭＭのお姉さんです」って説明したんです

お姉ちゃんには、その直後に彼女からメールが来て、
嬉しそうにＫＡＴと会ったと報告があったそうで・・・
そんなことを知らない母は、
またしても、ＫＡＴの言葉足らずを理解してやれず、
疑いをかけてしまいました

やっぱりＫＡＴは正しかった
いつも正しいのはＫＡＴで、ただ伝える術を持たないから、
間違っていると思われてしまう

何度同じことを繰り返しても、
まだＫＡＴの言葉をわかってやれない母・・・ごめんね