這えば立て 立てば歩めの 親心
その昔、
KATは障碍のため、言葉を話すことがなかった。
(音として発することはあったが・・・)
幼稚園に入り、
「おかあさん」と言うより前に
「せんせい」と言うようになり、
それから、徐々にいろんな単語を話すようになった。
しゃべらなかった時、
早くおしゃべりできるようになって~
と、強く強く願っていた。
しゃべるようになって、
何かある度に、
朝から晩まで、
「おかあさん」を連呼されるようになると、
うるさい、、、黙れ
と思った。。。
その昔、
KATは病院で診察すると大暴れした。
小児科はもちろん、
歯医者も耳鼻科も行くのが大変で、
外科なんて、考えたくもない状態
母は、アンテナを張り巡らせて、
KATでも、安心して通うことができる
主治医を、必死で探した。
今、内科・歯科・皮膚科・耳鼻科
それぞれ、比較的近所で、
別々の個人医院を主治医にできた。
KATは、医者へ行くのが嫌いではなくなった。
すると今度は、
耳が痒い
鼻水が出る
くしゃみが出る
これ位じゃ普通医者には行かんだろう
と言う症状でも、
「お医者さん行く」と言い出した
そして、
この前の新型インフルエンザワクチン注射が、
きっと、思ったより痛くなかったんだろう・・・
「季節性のワクチンもする」と言いやがる
医者嫌いが治るのは嬉しいけど、
医者好きにはならんでいいし