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テーマ:車に関するお話(10524)
カテゴリ:アピオつれづれ日記
人気がなく台数も少ないのではと思っていた女神湖氷上ドライブ 昨年ジムニーラリーに参加した神戸の堂脇さん(2007年ロシアンラリー参加)から 電話があり、「コーノサン、むちゃくくちゃ楽しいわーほんまー」という電話がきっかけ。 昨年すぐに現地に確認したところ、すでに氷が薄くて危険なので来シーズンにどうぞという事で 今回初体験できました。 メインの目的は、氷上でジムニーがどれほど走ることができるのか? そしてスタッドレスの性能やいかに? さらには新製品ヨコハマタイヤさんのスタッドレス185のITSの性能は?という 盛りだくさんの検証を含めて、スノーツーリングの翌日に体感できました。 結論からいえば氷上ドライブは、すごい勉強になります。 言い方を変えると熱心な方はシーズンに2回、3回と通うほど。 金額も決して安くはないのですが、朝8時の受付にはすでに何台か 並んで待っていました。 8時15分から洗車するというので意味が不明だったのですが、 洗車理由は車体にびっちりと付着した塩カル(塩化カルシウム)を除去するため。 塩カルの凝固点は、塩よりは、はるかに低く、30%水溶液で-55℃まで凍らないということらしいです。 それが氷上に落ちてしまうと、氷上の氷を溶かしてしまいますからね。 9時からの走行前にブリーフィングや走行の注意点、無線の操作方法などの 時間があってまるでサーキット走行的な雰囲気。 待機しているクルマもポルシェ、アウディ、そして複数のインプレッサなどが ラリーのカラーリングを施したマシンもいて本格的です。 結論からいえば3時間はあっという間に終わりました。 下馬評ではブリザックが高性能なので、いくら新製品でもITSはどうなの?と 思って内心はとても心配していましたが、 (この心配とは良くても悪くても尾上曰く、ハッキリと書くぞ宣言していたので・・・) そしてスノーツーリングも含めて氷上でも互角、もしくはジムニーの使い方では サイズも含めてバッチリ!かもという結論(あくまでもフィーリングですが)に至ったからです。 特に私が感じたのは、パイロンが置かれた8の字コースでは、ブリザックの方が ドリフトから向きを変えて次のドリフトまでの移行がスムーズで 気分はWRCなのですが、この滑らかなスライドからスライドへの移行は ブリザックの方がコントロールしやすく、反面、そのスライドのきっかけが 得難く、すぐに直進方向へグリップを回復してしまうITSの方が、裏をかえせば 一般道での突然のスリップにおいてもグリップ力の点でいいのかな?という感想でした。 スタッドレスはいずれも新品タイヤですのであとはJB23と、JA12のマシン差もありますので 一概に断定はできませんが、こうなってくるとメーカーさん同士で女神湖氷上対決を 公開対決してほしい気もしますね。 尾上曰く、前日も私が尾上が通過したコーナーを通過したら行ってはいけないその溝に 向かって横滑りしてゆきました。 斜度があったとはいえ、直進性に差があれば当然そうなりますし、その場所を通過した のは私のジムニーと尾上の2台だったのですが、帰路その場所を通過するJA12を 観ているとやや横滑りするものの、さほどでもなかったような気もしています。 いずれにしても同一条件でのブレーキテストも含めてますます、この差を知りたくなった一日でした。 最後にスタッドレスタイヤ。 私も含めてもう少しどこでも停まれるものだと信じていましたが ミラーバーンのような場所では、タイヤメーカー問わずスタッドレスでも こうも滑るものか?と思うほどよく滑ります。 まるでスケートリンク。 いかに一般道にエンカリが撒かれているかを再認識した次第です。 スタッドレスタイヤの過信は禁物ですね。 女神湖氷上ドライブ http://www.megamiko-center.com/mewdl/index.shtml 今シーズンは本日終了した様子です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.17 19:58:16
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