東京からほど近い茨城県では救援も報道も後回しになっています。今朝3時頃に、親戚の安否確認と物資を届けるために、昨日友人がひたちなか市、東海村、土浦、水戸の4カ所を回ったそうです。いずれもライフラインの復旧が遅れ、避難所では昨日ついに1才児以下のみ水を配給する事態になっています。もちろんお湯を沸かす燃料も粉ミルクもないそうです。
　画像は那珂川の河口付近です。また昨日で避難所の灯油も底をついたそうです。立ち入り可能区域ですらこの状況なのでそうでない広大な海岸線は想像を絶します。現地では現状を少しでも知って欲しいとの事でした。
　この画像を送ってくれた友人は建築士で、阪神淡路大震災直後に建造物の状況確認の為に現地入りしたそうですが、あの震災時と比べても損壊状況やその広大さから言って相当な被害だそうです。茨城県は福島原発の対応に追われていっぱいでしょうから千葉県の隣接市町村に知人やラインがある方はぜひ報道されていない茨城県の沿岸地域のことを知らせてください。その際は電話を使うとさらに情報収集の妨げになっているそうなので、実際に知人や親戚がいる人で近隣の方がいいと思います。

GOGLE東北地方太平洋沖地震に関するサイト


■福島原発に関する見解として元東芝原子炉設計部長の藤林徹さんのレポート
大変わかりやすいのでご紹介しておきます。
https://sites.google.com/site/reportfujibayashi/