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2012.12.22
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カテゴリ:アピオ商品発掘隊
アピオの製品は実際に使ってみてノーマルのままでは
不便だな〜
不満だな〜
という生の声から生まれたものがほとんどです。

不便、不満を解消しようとするところに
アピオ製品のひとつの原点があります。

この荷室フラットデッキもタイプ3とあります。
その前に、タイプ1
タイプ2があり、さらに荷室フラットボックスという製品もあります。

この製品の生まれた経緯は14年ほど前
1990年代の後半に、当時JA11ジムニーに乗っていた
ジムニー神奈川支部の支部長がJB23の初期型を購入したところから
物語ははじまります。

それまでの4ナンバージムニー、すなわちバンであるジムニーは
荷物の積載能力に優れたリアの荷室でした。
当然といえば当然ですが。

5ナンバーとなったJB23は後部座席にしっかりと人が乗れるように
なったのと引き替えに、荷物のことはあまり重視されていないのか
特にリアシートを折りたたんだ際に最後の部分との段差が
四角い形状のキャンプ道具などを積むと手前に下がって積載効率も
悪く不便でした。
なぜか1300CCのシエラにはそこをフラットにする樹脂製のデッキが
純正で装着されているのになぜか660CCのジムニーにはなにもなかったのです。

「オノウエさーんこれ不便なんです。」と支部長

「よし!わかった!」と尾上。

ちなみに1990年代後半は社名もオノウエ自動車でした。

そこで、尾上は、ベニヤ板とアルミフレームのハイブリッドな材質組み合わせで
さらにベニヤ板にはパンチカーペットを手作りで貼り合わせた商品が
ジムニー界に登場したのでした。

しかしこの製作は時間と手間がかかり、売れ行きが悪くなると
もうこの商品はあまり売れないのでやめませんかあ?な空気が漂うのでした。

そんな折、ふと思ったのがこの部分にアルミで箱を作りその中に
モノも収納できるし、いいじゃん!と思いつき生まれたのがこの
荷室フラットボックスでした。



新製品発売後はかなりたいへんよく売れて久々のヒットおおお!
今でも売れてはいるのですが発売当初に比べると少し勢いがありません。
気になって調べてみると他社から色違いで
しかも価格も弊社より少し安い類似品wが登場したのでした。

まあ箱ですからアピオの一本背負いタイヤキャリアのような
特許をとれるような商品ではありませんしねえ。
悔しい思いをしていたある日。

ふと閃きました!
そうだ!箱の構造にしなくても開閉式のフタにしてしまえばいい!と。
そこで登場したのがこのフラットデッキでした。

今回さらに改良を加えて最新のジムニーJB23-9型にも装着できるタイプです。

たかがデッキ
されどデッキ
この商品にもアピオの歴史と感動が(←大げさか?)詰まっています。







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Last updated  2012.12.22 17:56:44



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