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カテゴリ:ひびのこと
今日は、月に一度開かれる育児サークルに参加してきました。
ここは、りくが1歳のころから通っていて 「子どもを遊ばせる」というよりは 悩み相談や、よりよい育児、より良い家庭についてみんなで話し合う という感じのサークルです。もちろん障害を持った子ども対象というわけでなくごくごく普通のサークルです。 (今は、いろんな問題を抱えたお子さんが多いのですが・・・) そこで、今日初めてお会いしたKちゃんとママ。 Kちゃんはごく普通のまるまるした女の子です しかし、自己紹介が終わって本題に入ろうとしたとき、Kちゃんママが 「実は・・」 とお話をはじめました Kちゃんには実はおねえちゃんがいて、その子はりくと同じHLHSだったそうです。 残念ながら4ヶ月の時に亡くなってしまったそうなのですが その子に対しての思いや自分を責めてしまう気持ちなどをお話されました。 りくのことも、回覧ノートの書き込みを見て知っていたそうで きっと、同じ病気だったことをきっかけに話してくれたのではと思います。 その後本題である「子どもの立場に立って自分がどんな親なのか考えてみよう」という話しに入りました。 イチバンに私が発言することになったのですが 正直、そのときはKちゃんママのお話の衝撃もあり 病気のことで頭がいっぱいでお題に対しての意見が思いつきませんでした。 そこで、唯一話せたのは(ほかのこともしゃべったと思うけど・・あんまり覚えてないんだよね~)出産前に実母が私に言ってくれたことでした。 りくは胎児診断で病気がわかったので、産前から子どもの手術がとても厳しいものになることなど、大体のことはわかっていました。 そのせいか、私にはりくが生きて産まれてくるとか、子どもを育てるとか、成長するとか・・・そういうことが全く考えられず ただ、子どものお葬式をだすイメージしかわいてきませんでした。 今考えるとなんと胎教に悪い・・・悪いママですね~。 そのことをパパや他の人には話すことが出来ず、 でも、自分ひとりで抱え込むには不安が大きすぎて 夜、病室を抜け出し、実母に電話して話したとき・・母は 私は、おなかの赤ちゃんのおばあちゃんである前にあなたのお母さんだから、あなたのことがイチバン心配なのよ。あなたが傷ついていることがとても心配なの、そのことだけは忘れないでね。 と言ってくれました。 周りは、きっと私の心配もしてくれてはいたでしょうが、イチバンはやはりおなかのりくのことで・・・私もりくのことがいちばん心配でした。 そんな中で、私をイチバンに心配していると言ってくれた母の言葉は とても暖かく感じました。 産後も実母はりくの病院には付いていかず(りくの方にはパパとパパの両親が付いていってくれました。) 私のところにいてくれました。 こういうとき、親の温かみやどれだけ自分が大切に思われているのかを感じることが出来ますね。 私も自分の親と同じように子どもを大切に思ってあげたいと思います。 サークルのお題とははずれちゃったけど この話ができてよかったな~って思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月16日 22時15分18秒
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