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職場の人たちと会う最後の日、歓送迎会を迎えました。場所はホテルの会場です。洋服は着るのがなかったので着物で。今日は紬にしてみました。
自分が写ったものはさすがに・・・ 退職者挨拶となりましたので、壇上に立つと思いのほか緊張し、涙は出ませんでした。 私は公務員の試験を受けるとき公共の福祉についての作文が課題でした。当時18歳だった私は、私にできる公共の福祉とは、たった一人の目の前の人を幸せにすることです。たった一人を見ずして公共に福祉は成り立ちませんと書きました。すると合格して誰かのための学校○食を作ってきました。でも、だんだん、たった一人を見失い、自分の目の前にいる家族の一人にすら幸せにできていない自分に悲しくなりました。 まずは、夫をそして娘達を幸せにするのが私の生きる道ではないかと思いました。
みたいに・・・まあほぼ本心です。 お酌をたくさんの人がしてくれましたが、絶対後悔する!!と宣言した方から、そんな生き方がうらやましいと言われました。じゃあしてみれば?言葉って本当に大事。自分が口に出す以上がんばらなくちゃ!って思う。 でも、決して生活が楽になるわけじゃない。マジに苦しくなる。 帰りのタクシーの中で気のよさそうな運転手さんが、近所のうなぎやがおいしいって話してくれた。うちは近くだから夫の給料日にいったんですけど2000円しか持ってなくてひとつのうな重をみんなで一杯の掛けそばみたいに食べましたよって話したら、なーん昔は卵ご飯ばしょうゆばいっぱいかけて5人も6人もおる兄弟でうまいうまいて言うて食べたけん!昔はそれが当たり前だったよ!って・・・ 涙が出た。多分今からそうなる。でも自分が望んで本当に大事なものにだけお金をかけて生きていきたい。物があふれている世の中で感謝のある人間になりたい。そこまでしなくてもいいのかもしれないけど、そこまでしないとわからない私なんだな・・・ まっ明るく! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.09 23:41:01
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