子ども達にのこせるもの

今日、息子の火葬に行ってきました。

いちお、みんなで正装をして、我が家の冷蔵庫にいた息子を連れて行きました。

私が退院して赤ちゃん死んだと？

と、聞いてくる子ども達に涙で言葉がかけれませんでした。

でも、すべての質問に私なりに正面から答えることがこの子達のトラウマにもなりにくいだろうと思い、一つ一つの質問に丁寧に答えるようにしました。

赤ちゃんがおる時にくしゃみしたらいかんと？

そんなことないんだよ、誰でもしていいんだよ、でも、赤ちゃんはその方法が一番よかったからくしゃみをしたときに出てきたんだよ。

何で赤ちゃん死んだと？

産まれないやり方で家族になったんだよ。

そんなやり取りをしながら、帰ってきた赤ちゃんを見たいと言うので見せたところ・・・

３女何でおサルの赤ちゃんなの？

お母さんおサルの赤ちゃんがおなかにいたと？

笑うところではないけれど素朴な疑問にプププ！まだ、今から人間みたいになるところだったんだよ、と、伝えました。

やはり寝るときには怖かったらしく死ぬと言うことをそれぞれがいろんなイメージで受け取っていたようです。

３女はおなかの中にいれば可愛かったのにね～なんて、言いながら、心の整理をつけているようでした。

小さな木箱に入った弟を３人のお姉ちゃんは大事そうに（時には振り回しながら・・・）持っていきました。骨がのこることはないので受付の人に渡したら終わりと言うなんともあっけない最期に涙があふれました。

みんなでさよならのお手紙を書いて一緒に入れました。

１女は来てくれてありがとう、またおいで・・・そう書いていました。大好きだよと・・・

みんな、大好きだよって思っている・・・

涙が止まらないまま歩いていると３女が赤ちゃんは？私はつい噴出しながら流れる涙をぬぐいもせず、バイバイしたもんねと、言いました。