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テーマ:芸能ニュース(18903)
カテゴリ:自分のこと
今日はちいさいなかまという保育雑誌の主宰による講演会がありました。 私はこのちいさいなかまという本のモニターをしていて、保育園では読書会の担当をしているのでどうしても出席しなければならなかったので出席しました。 でも、本当に素晴らしいものでした! 先日に続きまた1人かっこいい女性に出会ってしまいました!
西日本短期大学付属高校の竹島由美子先生です。
先生は高校の国語の教師ですが、演劇部の顧問でもあります。 そして、若き日の新庄選手を教えていたこともあったそうです。 新庄選手はプリントの提出物などを後ろから集めないといけない時に必ず自分で一枚だけ教卓の上に持ってきていたそうです。 裏にサインを書いて・・・ 先生がなにこれ!そう言って床に払いのけると、怒りもせずさっと拾い上げもう一度教卓の上に乗せると、ゆっくり自分の席に戻り、後悔するよ、取っとかんね・・・ そう言っていたそうです。
そして、田中れなさんは卒業を前に東京に行く人って誰?そう聞かれ、はい!と手を上げたそうです。 そのときあなたの事務所って東京なのね、福岡じゃないのね、そう言ったところ、 私は女優ですから・・・はっきりとそう答えたそうです。
私には先見の目はないのですが・・・そう前置きをされて、有名になる方はどこかが違う、もう、先が見えて、もう有名になった状態で生活している。そう言っておられました。
そして、自分が高校の教員になって子ども達を相手にしていると強い子と弱い子がいるのがわかるその判断基準があるとおっしゃいました。 それは、小さい頃の記憶が鮮明かどうかということだそうです。 小さい頃どんな人がいて、人の手が暖かくて、友達がいて、おばあちゃんがいて、その情景が思い出せる子はたいてい大丈夫だと言われました。
そして、先生の前にはその小さい頃を何も思い出せないほど苦しかった子達が現れました。今のごくせんです。力と、金髪がとりえの子ども達に大人の中でも一番嫌いな先公は不要です。 でも、竹島先生は子ども達といつも対等で、正直に等身大でぶつかっていきます。そこには苦しんだ彼らだからこそ生まれる言葉があります。
それを先生は脚本にし、本人に演じさせるのです。
苦しんだり、もがいたり、傷つけあったりしていたのが本人ですから、迫力も満点です。たくさんの賞をとり、金髪がとりえだった彼らは、自分が生きている証を自分自身で感じ、先生を喜ばせる、人間を喜ばせる感動を知り、社会で成功を収めています
この話を聞けて、竹島先生という方にお会いできて私は幸せです。 こんな方に出会えるほど私も成長したのだろうと自分を褒めてあげたいです。 そして、無理やり出席させてくださった先生に感謝しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.21 22:47:25
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