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先日寿命の話をした
私はあまり寿命に長いとか短いとかを感じない もちろん最初からではないけど 父は53歳でこの世を去った でも、とても、長生きしてくれたと思っている 父は長い闘病生活を送っていたし、いつ死んでもおかしくないと思っていたから 自分ができる事はなるべくやった お礼の言葉や夜中までのおしゃべりも もちろんもっとたくさんしたかったとは思うけれど 人よりはしっかりやった気がしている 私の大好きな友達の子どもは4歳でこの世を去った その現実に狂いそうになったけれど その事実が悪いことだとはどうしても思えなかった 何かをするために全うしただけ 多くも少なくもなく 私の赤ちゃんは生まれることもなく 火葬場で焼かれた 自分が死んでしまうんではないかと思うほどの悲しみを感じ 何をうらんだらいいのか分からなかった それでもたくさんのギフトを世界にくれたような気がしている 一度だって 死なないなんて言われてない 必ず100まで生きますからとか 言った日にゃ絶対詐欺だと言われるだろう 寿命を考えるより どう生きるかを味わいたい 人がいつ死ぬかより 自分がどう生きるか 先日癌治療のセミナーに参加して 少しでも長生きができるならと抗がん剤治療をする人が もっと苦しい思いをして死んでいくという内容に もっと今を生きたいなと思った 2年ほど前にそれこそあの子がおなかにいるときに受けたセミナーで 私は明日死ぬとしたら という手紙を書いた 私は何の後悔もなかった わたしがここで死ぬって事はこれが完成だから 子どもたちも今まで私から受け取ったものだけで充分だったし これから必ず乗り越えれるから起こること 思い切り泣いたら 自分に答えを聞きなさい そんな風に書きました もちろんまだやりたいことがあったり し残していると感じることがあるけれど 寿命ってもっとステキなもののような気がする 最高のタイミングでかっこよく去りたい それでも長生きしてほしいと願わずにはいられない人がいる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.09 21:27:30
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