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カテゴリ:ブレインジム
先週末から4日間の原始反射についてのセミナーを受講しました。
【リズミック・ムーブメント・トレーニング】といって 赤ちゃんの動きをまねて、原始反射を統合するというものです。 赤ちゃんの原始反射っていうのは、 たとえば、ほっぺに触れると顔を向けてオッパイを吸ったり、 手のひらに指を当てると、きゅと握ったり、 頭をそらしたり、とたくさんあります。 それらは、赤ちゃんの動きと共に 2~3才くらいまでに、原始反射が統合され、 反射は現れなくなります。 その反射の動きにより、 脳の神経回路が発達していきます。 原始反射の統合や神経回路の発達には 赤ちゃんは触れられたり、動かされたり、 自分で動いたり、ということが必要になります。 その原始反射が何かしらの理由で統合されないと 身体の動きがうまくいかなかったり、 注意力が散漫になってしまったりします。 スウェーデンの精神科のお医者様である ハラルド博士が考案するこの動きは とても簡単で、リズムをもってあかちゃんのような 動きをします。 博士は、ADDやADHDの子に対して このリズミックムーブメントの動きを行い 結果をだしているそうです。 もちろん、1日だけ、と言うわけではなく 根気良く続ける必要があります。 ブレインジムのエクササイズが 難しかった多動傾向のあるお子様たちにも、 おかあさんといっしょに簡単にできる動きです。 動きというのは、 身体だけじゃなくって、脳にも 大切なんだと改めて感じた4日間でした。 大人になってからもこの原始反射の不統合が 簡単なチェックでわかります。 私も、反射が残っているものありました。 たとえば、 ぺちゃんこ座り(女の子座りとも言うかな?)をしたり ほおづえを付いたり、 イスに座る時に、足首をイスの脚に引っ掛けたり 文章を書くと右上がりになってしまう などなど。 私はないのだけど、 下着やシャツのタグを切る人 イスに座る時に、腰をつけず、浅く座る人 車酔いする人 ハイハイをしなかった人 なんかも、原始反射が残っている可能性が高いそうです。 大人になってからでも、 原始反射は統合できます。 大人になってからでも動きによって 神経回路がつながっていくのです。 しばらく、このリズミックムーブメント、 自分で使ってみたいと思います。 なんだか、 またすごいものを手に入れてしまった気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.26 10:01:32
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