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April 26, 2008
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「―――――おい!!」

「んぁ?」

おっと、いかんいかん。寝てしまっていたようだ。

いや、寝ていたんじゃない。意識を夢の中に飛ばし、目を瞑っていただけだ。

「どうした、寝ていたのか?」

さっき説明したとおりだ。俺は寝ていたんじゃないと主張したい!

「まぁ、別に寝ててもいいんじゃねwwwww信託の日が今日ならまだ誰も来ねえだろwwうぇうぇwww」

うるせぇよネラー。おまえと会話するたびにイライラする俺の気持ちを考えて喋れ。ってか喋るな。

「…どうした、見張りの交代の時間か?」

「バーローwww時計見ろwwwww」

時計見て交代の時間だとわかったからあえて尋ねてやったんだろうが。

「んじゃ、俺は先にあがらせてもらうぜ」

「ちょwww待てwwww今日おまえマグニス様の当番だろwwwwww」

「げっ!!?」

そうだった。今日は不運なことに、マグニス―このパルマコスタ人間牧場を総べる豚―の世話係をする日だったのだ。

「ご愁傷様wwwwwwwあぼーんwwww」

おまえは神子に殺されて死ね。


<<TALES OF SYMPHONIA>>

8月25日


「失礼します」

大体、神子はまだここに来るはずがない。

さっきのネラーも言ってたが、信託の日は今日だ。信託の村からここに来るまでに速くても3日はかかるだろう。

だから今日から見張りを付ける必要はないだろう。といいたい。

だがどうせこの豚野郎には聞き入れてもらえないだろうな。そもそも言葉が理解できねぇだろ。

ってか、扉をノックしたのに反応がない。なんだ、勝手に入っていいのか?

「マグニス様…?あの…失礼します」

勝手に入った。いなかったら今日はもう帰るわ。


俺は扉をあけ、中に入る。

あの豚は…。

いた。

なにやら椅子に座って何かやってるようだ。

俺を無視しやがって、一体何やって…。

「くそぉぉぉ!!手加減しやがれ、ロディール!!」

くそおおおおおおお!!!は俺の台詞だ!!

あいつロディル様とマリオカートでWI-FI対戦してやがる!!!!

「ふん!」

…あ、電源消しやがった。最低だ。

あいつ、絶対負けそうだから消したろ。どうせ後で事故を装って「勝手に電源切れた」とか言うんだろ。わろすわろす。


8月26日


「いっせーの、2!」

今日も見張りだ。めんどくさい。

あまりにも暇なので同じ見張り番のやつとゲームをやっている。

アレだよ。いっせーの3!とかいうゲームだよ。誰か名称を教えてくれ。

「いっせーの、ドン!」

「ちょwwww剣士さんwwドンとロンはなしッスよwwww」

魔術師がいきなり俺にイチャモンをつけてくる。

うるせー。俺の村ではドンとロンがデフォだったんだ。シャイン。

「剣士アウトwwwwwルール違反は心を汚すのでありますwwwwぬるぽwwwww」

死ね。氏ねじゃなくて死ね、ネラー。ぬるぽの使い方間違ってんだよJK。

「お、なんか楽しそうじゃねぇか」

うるせーよ、てめぇはさっさと部屋に帰れ豚が。ってか豚小屋に帰れ。

「は!申し訳ありません、マグニス様!!」

「かまわねぇ。それより楽しそうだな」

何故2回言う。言っておくけど混ぜてやんねぇからな。

「マグニス様をご一緒にどうですか?」

空気嫁ネラー。

「別に混ざりたかったわけじゃねぇんだからな!」

死ねよ。確かに俺はツンデレ萌えだが、誰も豚おっさんのツンデレなんて見たくねぇんだよ。死ね。本気で死ね。あとネラーも死ね。

「よし、やるぜ!俺様に勝ったやつは殺すからな!」

小学生かおまえは。


8月27日


今日はネラーと一緒にパルマコスタにきた。

豚が「アップグミ食いてぇ」とか言い出しやがるからそのお使いだ。決して俺はパシリではない。

しかし何故かネラーはウキウキしてる。Mかおまえ。

「楽しそうだな」

暇なので話を振ってみる。

「あるあ…ねーよwwwwwwwwww」

どっちだよ。ってか何がだよ。日本語でおk。

「ショコラたんに会えるしなwwwwwwうはwwwwwおkwwwww死ぬwwwww」

死ね。


「ふざけないで!こっちはあんたたちみたいなやつらにグミ一つだって売りたくないのよ!!」

「なんだと!!」

何故喋り方がかわる。絶対格好つけてるだろ、死ね。

「ドア総督が、そんなこと許すもんですか!!」

「ドア…だと…?」

何ショック受けてんだよ。はじめからショコラはてめぇになんか見向きもしてねぇよ死ね。

「ちっ…行くぞ!!」

できればお前一人で逝け。


8月28日


「くそっ!!あの豚どもがぁっ!!」

帰ってくるなり豚は暴れまわり、八つ当たりをしている。

パルマコスタに行ったら、神子一向に会い、ボコボコにされたようだ。いい気味だ。

「マグニス様wwwwwwこれで気分を落ち着かせてくださいwwwww」

「ゼェ…ゼェ…おう!」

PSPを与えられた途端静かになり、テイルズオブファンタジアをやり始めた。

子供かあんたは。

ほどなくして、PSPを放り投げる。

「…神子を迎え撃つぞ」

mjk。

さっきボコボコにされたのに懲りないのか、おまえは。

「よし…早速準備をするぞ!」

とか言って椅子に座る。

瞬間。

「いたぞ、マグニスだ!!」

準備する暇もありませんでした。てめぇがPSPなんかしてるからだ。

豚は慌てて怪しげな笑みを作る。

「ようやく、来たか!天から見放された哀れな豚どもがぁ!」

はああああああああ?????

何格好つけて「待ってました」アピールしてんの?

もうついてけねぇ…。どうせこの豚は神子に殺されることだろ。

俺は気付かれないように部屋に行って眠る。

「天から見放されただと…?」

「天から見放されたのは、おまえだマグニス!」

声が段々小さくなっていく。

そして俺は眠りについた。。。。




んぁ…。

むぅ…どのくらい寝てしまっただろう。

もう声は聞こえない。

豚は死んだのか…?部屋を確認する。

神子たちはもういない。

豚が血を流し、横たわっていた。

もう死んだようだな。

俺は人間牧場を出ようとする。

もうここにいる意味はない。平和に暮らそう。

「ちょwwww剣士生きてたのかwwwwww」

…。そういうおまえこそ死んでなかったのか、ネラー。

「よかったwwwwww一人じゃ心細かったんだおwwwwww」

うっせー。死ね。

「それよりもなんかさっきから放送が聞こえてくるおwwwwwwおっおっおwwwwww」

放送?

俺は耳を傾けてみる。

「爆発…10秒前です」

…。

はああああああああああああああ???????

何、爆発って!!何やらかしちゃってんだよ、神子ども!!?

「一人で死ぬの寂しいから剣士がいてよかったおwwwwwwwwww」

うるせー!!!!!一人で死ね!!!頼むから!!!!

カウントダウンが始まった。









~fin~
                               パルマコスタ人間牧場剣士の日記





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Last updated  April 26, 2008 09:07:30 PM
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