夏場に釣るフライ・パターン
6月にはいり鮎も各地で解禁となり、渓流釣りも夏にはいりつつありますね。気温も水温も上がってくると、日陰のピンポイントを狙うようになりますが、そんな時に小生が良く使うフライを披露いたします。ご存知ヘルクヘア・カディスです。春から禁漁近い秋になるまで、シーズンを問わずいつも使っております。これは16番に巻いたフライですが、反応が悪いと20番、22番のマイクロ・カディスを使うときもあります。まあ、万能フライの一つです。コカゲロウ・ダンです。18番~20番に巻いています。これは良く浮きますが、CDCは波に弱い。で、静かな平瀬で使います。流芯よりもヘチのボサや雑木の茂みが川面を覆っているようなポイントに、サイドキャストで送り込んでやるような使い方をします。ソラックス・ダンです。16~18番に巻きます。このフライも良く浮きますが、比較的、波に弱いために濡れたらこまめにチェンジし乾かしながら使っています。ブナムシです。夏場のテレストリアルを模したフライです。若干CDCが長くなってしまいました。頭上をブナなど広葉樹林が覆っているような渓流で使っています。全くダメなときもあれば、このフライにしか反応しないときもありますから、幾つかは用意しておきたいフライだと思います。