突然、暗雲立ち込めるベラ水族館の謎
湘南水族館は、おかげさまで、ベラを19種20尾集めることが出来ました。では、どんなベラが暮らしているか、紹介してゆきましょう。言うまでもなく、ベラには、様々な種類がいます。温和で混泳可能なもの、攻撃的なもの、珊瑚を食するもの、甲殻類を食べるもの、性格も食性もとても多彩で、しかも個体差があるので、面白く、ややこしいです。ウチの水槽は、混泳が必須なので、比較的、温和なベラが多いですね。温和なベラと言えばイトヒキベラ属ですが、ウチの半分の10尾がこの種類です。まず、この10尾をご紹介しましょう!先日入れたエクスクイジットラス, スコットラス, ソロールフェアリーラス,ファイティングラス, ブルーフェアリーラスもこの種類で、温和なはずですが、なぜか、ソロールとブルーフェアリーが、激しく争ったので、水槽を分けました。続いて、ラボックスラスの古株と新入り、雌雄はわかりませんが、喧嘩はしません。そして、ベニイトヒキベラ雄, ラボウテッドラス, ローンボイドフェアリーラス雌イトヒキベラ属の代表選手:ベニイトヒキベラの雄、立派な体格と色彩!その他の種類は、以下の通り・オグロベラ属:オグロベラ・キュウセン属:2尾:イエローコリス, ライムラス・クジャクベラ属:スカーレットフィンラス・ソメワケベラ属:ソメワケベラ, ホンソメワケベラ・タキベラ属:モンツキベラ・ニセモチノウオ属:オセレイトラス・テンスモドキ属:オビテンスモドキ・ニシキベラ属:オトメベラここまでは、26日火曜日に書いていました。27日水曜日、書きかけたブログを仕上げる為、いくつか撮影しようと新珊瑚水槽を覗いてみました。「あれ、魚が少ない」 嫌な予感がしました。見つからないのは、ハタタテハゼのトリオ、スミレヤッコ、(これは以前の写真)それから、先日、入れたばかり、スコットラスとオグロベラスミレヤッコは、先日、マルちゃんにかなり追い回されていましたが、そのせいでしょうか、他の魚は、元気に泳いでいるのですが。この状況は、先日、パープルファイヤーコビーなど3尾が突然の不審死したときと同じ様な不気味な感じ。 お~い、ちょっと待ってくれーい!あわてて、懐中電灯で岩陰を探すも発見出来ず、かと言って亡骸も見つからず。ウチのLRは、全てが増殖したマメスナとスターポリプに覆われており、完全に連結しているので、動かすことが出来ず、隙間から覗くしか出来ません。餌を与えても出てこない、いったいどうしたんだ、どこにいったんだ。月曜日、40リットル喚水したとき、念の為、オキシドールも入れたんたんですが、なにかの病気でしょうか? ただ、出て来ている魚は好調で、餌もよく食べますし白点も付いていません。また、水槽の環境が急変したとも考えにくいんです。スミレヤッコは、たしか3年ぐらいになるんで、絶対に逝ってほしくない魚です。出てきておくれ、生きていておくれ、スミレヤッコ~ 珊瑚水槽なので、薬は入れられず、殺菌ドーム(100粒)を投下して、プリズムの排水口にヨウ素ボール(30個)を設置し、テックI(ヨウ素)滴下。ヨウ素中毒も心配ですが、今は、それしか手が打てません。もちろん、オキシドールも20cc入れましたが、これはたぶん効かない!?そもそも状況も原因もはっきりしないので、対策になってるのかもわかりません。もとはといえば、2月初め、弱った新魚をトリートメントせずに一時的に入れたのが、この不可思議の始まり、後悔先に立たず。せっかくのベラ水族館も存続危うし、なにより、好調だった新珊瑚水槽に暗雲。それにしても、良いことは続かないものです。クスン 慰めに、ポチッとクリックをお願いします m(_ _)m