海と風

皆さん、すっかり暑さ和らぎ、秋の気配が漂い始めてきましたが、元気でいらっしゃいますか?

アクアは、愛犬ルビーを亡くしてから、自宅にいるとどうしても悲しくなるので、思い立って、

傷心旅行に行くことにしました。

場所は、かねてより娘が行きたがっていた広島の宮島です。

でも、宮島に行く前に娘はウサギ島に行きたいと言い、旦那様は大和ミュージアムへ行きたいと言い、

完全に予定が変わってしまった旅行となりました。

二人ともルビーの事は、何も言わなくて、ケロッとしているから、もう大丈夫なのかなって思いました。

そうそう、ウサギ島に行って、ウサギと戯れている２人には、

もはやルビーの事は過去の事と言った感じでした

いつまでもひきづっているアクアとは、二人とも違うんだと思いました。

だから、二人はこの旅行で十分、癒されたと思いました。

大久野島(ウサギ島)にフェリーで１２分程度ゆられ、到着するとあちこちに野兎がいました。

娘は、とってもうれしそうにウサギと戯れていました。

この２匹…めっちゃかわいいでしょう

この白ウサギは、アクアに近づいてきました。思わず撫でてあげました。

どのウサギも人なつっこいから、ここに来た人は夢中でウサギと戯れていました。

恋人同士のようなうさぎ…見ているだけでいやされそうです。

娘がウサギを撫でていました。

こんなにたくさんのウサギに囲まれて、癒されないわけがないのです。

でも、アクアはその時だけ少しウサギを見ては、やっぱりルビーには勝てないと思いました。

アクアにとってのルビーという存在は、他の動物で癒せるものではないのです

かけがえのない家族の一員だったから…

ウサギ島を去る頃には、二人は今度はウサギでも飼おうよとアクアに言ってきました。

心のどこかで、ルビーの存在はあなたたちにはそんな軽いものなのって悲しくなりました

そんなつもりじゃないだろうけど、本当にしょんぼりしました。

傷心旅行なんて行くんじゃなかったかもって少し後悔しました。

でも、旦那様も娘も心が少しでも癒えたのなら、それは良かったのかもしれないと思いました。

アクアはまだまだですが、この旅行で泣かなかったのが、幸いでした。

実はね、ひそかにルビーのお骨を一緒に連れて行ってました。

だから、ルビーも一緒の旅行なんですよね。

こうやって、初日の傷心旅行は、始まりました。

９月４日午前３時３０分にアクアが運転して自宅を出て、広島のウサギ島には９時過ぎに着いたのですが、

この日は、本当に長い長い１日になりました。

次回、大和ミュージアム～宮島までご紹介したいと思います。

中々癒えないアクアですが、どうか、暖かい目で見守っていて下さい。