海と風

ブログの皆さん、こんばんは！
今日は、ブログ更新が遅い時間になりました。実は、朝から両親を旅行に行かせる為、大阪駅まで見送りに行ってました。
そんな両親の事を、今日は書きたいと思います。

父は85才、母は80才になりました。
二人とも病気することなく、元気でいます。この両親の馴れ初めは、お見合いでした。母は家政婦をしていて、お見合いを進められたのが、20才の頃で、父は家業を手伝い農業をしていて、初めてのお見合いで母がポニーテールをしていて、それがすごく似合っていて、気にいって惚れたそうです。しかし、第一印象は、母はそのつもりもなくて、何度か断ったのですが、父の粘り勝ちで結婚したそうです。初めて嫁に来た母は、農業など一度もやったことがなく、大分困惑しながら、それでも頑張って農業を手伝い、生計を立てて、翌年、姉が生まれ、2年後、次女が生まれ、4年後、アクアが生まれました。
そして、結婚生活58年、二人で旅行に加賀温泉に行ってます。
ただ、二人とも80代になり、精神的に不安定な所もあって、阪急電車からJR大阪駅まで、アクアは着いていく事にしました。
早い目に出た事もあり、大阪駅に着いたのは、1時間30分前。時間があったので、カフェでお茶をして、30分後に駅弁を買って、大阪駅へ入りました。

そこで、サンダーバードに乗る前に、お手洗いを済まさせ、いよいよホームへ向かうことにしました。

高齢者二人の為に、エレベーターでホームへ上がり、到着10分前、停車の1号車を探すのですが、ここで番号をなかなか探せずウロウロ10分！
やっと停車の1号車へ両親を乗せました。ホッとしました。

発車の時間になり、ここでアクアの役目は、終わりました。
ただ、本当に加賀温泉に二人で行けるのか？不安がありました。
すると、案の定、母から電話があり、人身事故で時間が遅れて、父があわら温泉で間違えて降りてしまい、また、電車に乗り、加賀温泉に着いたのは、1時間遅れ！もちろん、アクアが頼んでいた送迎バスは、帰ってしまっていて、母は待合室の案内人に、ホテルへ連絡してもらい、送迎バスに来てもらって、やっとホテルに到着できたと言ってました。
最近、父親の認知症が進んで来ているようで、母は二人だけで旅行に行く事に凄い不安を抱いてました。
降りる所を間違えるなんて！今までの父なら絶対なかったのに、やっぱり認知症は父を変えてしまってきていると思いました。
このまま、父の認知症の進行が進んでいけば、いづれはアクアの事も解らなくなる？そんな日が少しでもこないでほしいと願わずにはいられないアクアです。
明日、二人で何のトラブルもなく、帰って来れる事を願わずにはいられません！
そんなこんなで、アクアは、今日は不安を抱えながら寝ようと思うのでした。