海と風

ブログの皆さん、すっかりポカポカ陽気になってきました。
以前にお伝えした母の骨折の手術、今日、無事に成功しました。コロナの関係で立会うことができなかったのが、心残りですが、姉と姪がその分、母を励ましてくれているようなので、アクアは安心してます。
今日は、朝から神社で母の手術が成功するように祈り、その後、友達の墓参りに行って来ました。もうすぐ、お彼岸のせいか？いつも人がいないのに、今日は次から次へと人がかけることなく、駐車場も満車になるほどでした。友達の墓参りを終えて、帰りに大型スーパーに買い物に行くと、人はまばらでした。コロナの影響で、自粛モードが続いてますが、気にしていられないので、買い物して帰りました。そんなこんなで、今日は、比較的穏やかに過ごしているアクアですが、お約束のお話をここからは
書きたいと思います。

今までの体験で、一番奇妙な体験をしたのは、アクアがキャンプ仲間と福井県へ出かけた時のことです。
結婚して子供ができて、その娘が小学校4年生位の時、ある娘の同級生の夫婦と児童ホームのキャンプで出会い、その夫婦と子供達とふた家族でキャンプに行きました。
その家族の奥さんが、実は霊感体質の人だったのですが、一緒に花火をして、暗い海を眺めていたら！その海から白い玉のようなものが、空に向かって何個も飛んで行きました。それは、その奥さんにも見えていたようでした。二人で、多分、見えてるのは私達だけと、手をにぎりあい、その場を後にしました。
今、思うとあの白い玉は、霊？ちょうど、お盆だったので、帰って来た霊が戻って行ったのでは？と思いました。
そして、その日の深夜、子供達を寝かせて、ふた家族の夫婦でお酒を飲んでいるとき、事件は起きました。
突然、奥さんがおっちゃん言葉になり、旦那に話しかけてきました！お前はええ奴やな～と言いだしたかとおもうと、アクアに向かって、お前は黙っておけ！わしは、お前には消されへんからなぁ～と言い出しました。彼女は、前に自分にはおっさんがとりついてると言ってたことがあり、まさか！そのおっさんがアクアの前にあらわれるなんて、思ってもみませんでした。
旦那がこのままでは奥さんがしんどくなるからなんとかしてくれと言われ、アクアは一か八かで背中を、何度も叩き、霊を追い出す事に成功して、彼女は正気を取り戻しました。本当に、目の前で人が霊にとりつかれるなんて！そんな経験したことなかっただけに、本当にびっくりしました。
翌日、何事もなかったように、彼女はいつもの彼女に戻っていました。
しかし、アクアはその日を境に一週間、声を失いました。風邪をひいたのか？はたまた、あのおっさんの怒りのせいなのか？全くしゃべる事ができなくて、その時からその奥さんに対しても、恐怖を感じるようになってゆきました。
それでも、娘とその子供達が仲良くしていたのもあり、何度か旅行へ行くこともあり、キャンプ仲間と真夜中話していると、突然、彼女のからだを借りて、そのおっさんは出てきて、色々話すのでした。
最初の時はびっくりしたけど、何度か！それを繰り返すうちに、またか！と、彼女の背中をたたき、おっさんを追い出す、そんな事が慣れてしまってました。
そのうち、娘がその子供達と遊ばなくなり、いつの間にか、一緒に旅行に行くこともなくなり、その彼女とも自然と距離ができました。
ちょうど、彼女とつきあいがあった時、祖母が出てきて、その人とは付き合っては行けないと言われました。霊感体質の人とつきあうと、自分の霊感が余計に強くなり、余計に霊を呼ぶ事になると！
結果、あのおっさんの霊は、結局、アクアが引き金になっていたことが解り、できるだけ距離をとったら、彼女の中のおっさんは消えて行ったようです。
今でも彼女とは、連絡をとる事はあります。でも、あのような体験をするのは、もうごめんだと思うので、一緒に旅行に行く事はやめました。
本当に、声が出ないことのつらさを、思い知らされた夏の日の出来事でした。
人と人の関わり、必ず意味があると思うのですが、自分が霊感体質のせいで、つらい人間関係を作ってしまうのは、本当に嫌です。それでも、アクアはこんな体質だから、亡くなった方は必ずやってきます。
その霊が何を伝えに来るのか？そして、誰に伝えたいのか？そんな霊達とのお話は、次回に書きたいと思います。