海と風

ブログの皆さん、やっと来週から緊急事態宣言が溶けますが、まだまだ自粛生活中、頑張ってますか？
アクアは、先週までの忙しさからは脱出しましたが、何かと家の用事にバタバタしていて、気がつくともう金曜日と言った感じです。
昨日、約2カ月ぶりに父に会いました。
本来は、コロナのせいで、会えないのですが、施設から病院へ再入院するため、その移動の中で会うことを許可してもらいました。
父はこの2ヶ月で5キロやせて、もう一人では歩行できなくなり、介助が必要で車椅子で毎日過ごしていたようです。
相変わらず昼夜逆転、起きているときはずっとおーいおーいを繰り返して叫んでいる状態で、認知症もこの半年でかなり進んでしまったようでした。
アクアの声にも反応はなく、母の事もあまり解らないようになっていました。
病院に再入院したのは、せんもうが治らず、薬の調整も旨くいかない為、今回、薬の調整をするために再入院しました。
今後の予定は、薬の調整がよくなれば、施設へはいって、その施設からやっと希望の施設に移る事ができると説明を受けました。しかし、自宅に帰ることはもうないのです。
施設か、病院のいったりきたりの繰り返しの生活？父はこのまま、どちらかで亡くなるのでは？と思うと、心が痛い気持ちになりました。
面会もコロナのせいで、これからはリモートでしかできないと言われ、実際、本当に元気な父にはもう会えないと、つくづく思いました。
そんな話を旦那に話したら、旦那から思いもよらない言葉が出て来て、ショックを受けました。
あんまりにもじいちゃんが可哀想や！誰か自宅で世話してあげられへんのか！と、言われて、何も言えませんでした。
父のことを可哀想と思ってくれるのは嬉しいけど、姉も母も父の世話に限界があって、病院へ預けたのに、日常の介護をしていない人の言葉と思いました。
その後、アクアは、じゃあ自分ならどうする？と言ったら、黙ってしまいました。
旦那のお父さんが今はまだ元気だから、そんな事考えてないようでしたが、自分に必ずこれからこの問題は襲って来ることを理解してない！親の介護、浪々介護は、男は仕事をしていれば、やらなくていいと思っている！その間、嫁が総て世話をしなくてはならないのに！アクアは、あまりにも無責任な言い方をされて、がっかりしました。
旦那は、今しかいつも見ていないのです。
最後には、俺は保険金だけ残して早く死ねばいいんや！と言うのです。
そんな事を言ってないのに！
結局、親の介護の事、自分はやる気がないと言ってるのと同じじゃないかと思いました。
アクアは、自分の父親の世話ができなかった事、とても悔しくて、そして自分がどれだけ健康だったらと思ったか！自分が心臓疾患のせいで、これから人の世話できない事、本当に辛いのです。
こんな事なら、健康な体の時にもっと父と過ごしてあげれば良かったと、後悔するばかりです。
ここから先の親の介護は、アクアにとって
死と向き合いながらの介護になる！そしてまた、自分も娘の世話になりたくないと思っている。
この体、いつまで持つのだろうか？
日に日に衰えて来る自分の体と、生きていても、この先、娘の重荷になるくらいなら、早くあちらの世界へいくほうがいいのではないかと、つくづく思うのでした。
オリンピックまであと1ヶ月、本当にアクアの夢が現実にならなければ、アクアはまだ7月23日生きてるだろうと思うけど、正夢になったら、余命は１ヶ月もないかも？
そうならないことを思いながら、この数ヶ月過ごして来たけれど、やっぱり不安！
仮に余命がちかいなら、自分のやりたいこと、行きたい所、会いたい人に会っておかなければと思うのだけど、コロナ時代が邪魔をする！本当に、コロナが憎たらしいと思うアクアです。
しかし、昨日は、母と姉さん二人と長い時間を過ごして、お互いにきっと父の事はショックだったに違いないのに、たわいのない話をして、普通の時間を過ごしたのでした。姉はコーヒーを奢ってくれたり、４人でゲーセンに入って、ゲームしたりしてね。だけど、母が一番辛かったのだろうと思いました。急に父と一緒にやっていたコインゲームを一生懸命やって、気を紛らわせてました。2年前まで一緒にゲームしたり、ご飯食べたりしていたのに、本当に父があんな風になってしまうなんて！父にとって、長生きは、ただの地獄でしかない！長生きなんて、本当にしない方が良かったんだと、つくづく思うアクアでした。
本日は、ちょっとナイーブになってしまいました。
明日から気分を入れ替えて、前向きに過ごそうと思うアクアでした。