ベルギービールその1 パトラッシュ(Patrasche)です。
そう、ベルギーが日本に誇る悲劇の金字塔“フランダースの犬”です。
このシリーズで"ネロ"もあります(今回は買わず)
ラベルに書いてあるホーボーケン(HOBOKEN)っていうのはアントワープ郊外の街。
そこの地ビールです。
未だその街にはアロワのおウチの風車(現在幼稚園)が残っています。
ホーボーケンの辛い思い出:
幼い頃からアニメの“フランダースの犬”を再放送も欠かさず見続けた私は、胸に抱き続けたネロごっこをすべく、オランダで土産物屋の木靴を購入。
アントワープの大聖堂で“ネロとパトラッシュの散歩道”というガイドブックも購入。
これで道も万全、買った木靴を履いてテクテク歩いていきました。
オランダ・ベルギーと2カ国をまたぐ私の野望とエンドルフィンを大量に噴出させながら。。。
でもまさかあんなに遠いとは!!
トラムの終点だったのです!
10数kmあったでしょうか、もうヘトヘト、履き慣れない木靴の中は血だらけ。。。
それでも小さなネロは頑張ったんだぞゴロワ!!とパトラッシュと牛乳を運ぶネロを思い浮かべながら頑張りました。
着いた所はホーボーケンの“i”(観光案内所)
ネロとパトラッシュの銅像に会えた時は、頑張った自分を誉め、また毎日あの行程でさらに牛乳売っていたネロに脱帽したモンです。
当然帰りはトラムを使いました。
そんな甘酸っぱい思い出がいっぱいよみがえりながら味わう。
うわっ、濃い。苦い。酸っぱい。
黒ビールとピルスナーを1:1で割ったような味。
色はやや焦げ茶。
そりゃ濃いわな、アルコール8%もあれば。。。
私の甘酸っぱい思い出が…