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先日、さぬきうどん科の同期生の方々と久しぶりにお会いできました。
卒業してはや3ヶ月近く、さぬきうどんだけを毎日作り、食べ歩き、振り返るとあっという間。1つのことにあれほど充実して 取り組むことはこの先、時間的にも金銭的にもあれほど恵まれた 環境はありえないだろうな。 そんな懐かしい人々との再会はとても嬉しく、また現実の 厳しさを感じさせた。 7月末~8月頭には愛媛県で開店される方がいます。 さぬきうどん科三期生のなかで、一番最初の開業です。 建物も順調に出来上がってきて、もう秒読み段階。さぬきうどん ブームの真っ只中の開店だけにぜひとも成功していただきたい。 場所などは追って掲載したします。 さぬきうどん科三期生の実力を発揮。 久しぶりの再会は、良いことも悪いこともあるものです。 卒業後のこの3ヶ月ほどの間にも、着実に時は流れて進みつづける人も、悩み留まる人、新たな道を探求する人。 私はこれから何処へ行くのだろう? 何かを新しくやり始める。どんなことであれ、天の利、地の利、 人の利が必要なのだろう。 一人の力では何も出来なくても、二人の人では一人のときの 4倍5倍、それ以上のことが成し遂げられる。人と人とのめぐり合わせは何処かで必ず結びつき、繋がっていくものなのだろう。 三期生の仲間。素敵な人ばかり。会えばうどん屋の話が始まる。 香川県で、うどん屋の話をする時の注意点。 「○○いう、うどん屋はどうや?」 話の流れで、こういったことがあるのだが、飲み屋で大きな声で こんなことを話しているときはご注意を。 「あ~、あそこの○○はあかん、まずくて喰えん!」 なんて豪語すると、けんかになる恐れあり。 せめて、 「私にはあわないかな~?」 といた所で言いよどんでおいた方が良いでしょう。 さらに、その飲み屋に○○うどんの店の人がいることもしばしば。 口は災いのもとだね。 酒の肴は、うどん談義。最初、うどん科の方がやっているマジックBAR(マスターの手品が観られて、お酒が飲めます。) でさんざんみんなでうどん談義、うどん屋の話をして、その後 場所を移して、三人で違うBARへ、ここでも三人でうどん談義を していると・・・ その店のマスターもしっかり聞き耳で、マスターを巻き込んでの うどん談義にすっかり花が咲きました。 あそこの店は?この店は?柔らかい!、硬い!!出汁がいまいち、ここは美味い、あそこは行かない方がいい、ここ知ってるか? と出るわ出るわで、まるで阪神ファンが野球を語り合うよう? そんな話題で、一番美味い店はだいたい、 「今はなくなってしまったけれど、あそこにあった、あの店は めちゃめちゃ美味かった!!」 「大将が体壊して店をたたんだが、あの店のは美味かった」 といった具合に、思い出の店の話が出てくる。 私は香川で暮らし始めて2年ほど、昔から香川に住んでいる 人のそう言う、いわば伝説の店には縁がない。 しかし、愛知県で私がもっとも好きな店は、子供の頃食べた 店の味が未だに忘れられないものになっているのも事実。 代替わりで、3代目になったその店は、その頃とはぜんぜん 味が変ってしまったが、それでも愛知に帰るとその店には 寄っていく。 うどんはシンプルな食べ物だ。それだけに記憶が脚色を加えやすい食べ物なのかもしれない。 しかし、忘れられない、無性に食べたくなる食べ物、それが うどんなのだと思う。毎日でも食べられる、麻薬的に日常に馴染んでしまう。そんなうどんが作れたら。 毎日食べたいと、自分自身が思わなくては。毎日作れそうにないな。 すっかり、夜の空が白くなって、新聞配達、牛乳配達の方々が 走っている頃、家に帰ってきました。 久しぶりにうどん三昧(食べてはないけど)に大満足。 その日の昼ご飯に、うどん屋のはしごをしたのは言うまでもない。 それにしても、日本のタクシー高すぎる!!10分ちょっと走っただけで、1600円とは・・・(香港で100HK$タクシー使ったら何処までいけることやら…(´Д`ヽ)トホホ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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