脱サラ　自営業のリアル

　おねつ・・・
　
　といって、濡らしたハンドタオルやハンカチを額におくことが
最近長男が覚えた技？！
　
　そのまま額にタオルを当てたままお昼寝用の小さなお布団に
横になり、お気に入りの毛布をお腹に掛けている。

　「大丈夫？」と優しい言葉を聞くのが気に入ったのか？
ひんやりとしたタオルが気持ちよいのか？だからと言って
保育所を休む口実にするでもなく、夜眠くなるとする行動。

　昨日の夜もそう言って、コロンと横になった。ところが
昨日はそれに一言。
　「さむい・・・」
　？！！
　ちょっと様子がおかしいぞ？と額に手を当ててみる。何となく
熱っぽい。
　コンコンと咳をするので気にはしていたので、今日は保育所から
の帰り道に病院へ。
　時々出る咳以外は昼間は元気一杯騒ぎまわるので、医者に行っても信憑性が薄い・・・夜熱？
　本人が食欲あり、元気に遊びまわるので大丈夫かな。

　一緒に行った次男も診てもらう、保育所で”手足口病”なのでは？
　と言われたらしく、診察を受ける。
　熱を測っても、長男より高い、３７．５度。こちらのが重症なのではないか・・・
　診察の結果、手足口病。（私はこんな名前の病気があるなんて
全然知らなかったのですが・・・）
　手や足、さらに口の中に湿疹ができ、微熱が出る病気なのだそうだ・・・次男はずばりその通りの病状なのである。

　とは言え、これくらいの子供には良くある病気なのだそうで、風邪みたいなものですと言われた。
　知らないのは私だけか・・・

　そんな２人ではあるが、とても元気、と言うより騒がしいぞ・・
君たち（￣▽ ｜｜｜）ｱﾊﾊ､､､

　食事もたくさん食べ終わり、なにを思ったのか長男は今夜は
サランラップの芯を覗き込んで遊びだした。

　ラップの芯を覗き込んで。
「おかぁさん。みえますか？」
　「おとぉさん。みえますか～？」
と、わずか３センチほどの空間から覗き込んで問い掛けてくる。

　そして、満足げに次は・・・・

　「せんぷうきさん、見えますか～？」
　と問いかけ、自分で
「はい。みえますよぉ～～」
　と嬉しそうに答えている。
　続いて、
　　「てれびさん。見えますか？」

　子供にとっては、無機物も有機物も同じように、生きているものなのかもしれない。
　長男の宝物の１つに、小さなおサルのぬいぐるみがあるが
　いつも、自分が眠る時は隣に同じようにタオルを掛け布団にして
あげて眠っているのだが。
　長男が　おねつ　といえば、自分の濡れタオルと一緒のように
その小さなおサルさんにもハンカチを掛けてあげている。

　彼らが大人になる頃には、本当に動き、一緒に遊んでくれる
おサルさんが出来ているかもしれない。
　しかし、彼の見ている世界では、何もかもが生き生きと素晴らしい世界なのだと思う。