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室温21度前後、湿度60%前後 雨降りも続かず、朝昼の気温差が少ないこの季節。
手打ちうどんのお店は結構仕事が楽になります。 というのも、塩水濃度、加水率をあまり悩まなくても、かなりうどんの 出来がよくなります。 気温、室温の違いが一番影響されるのは、単純に、練り水の水温で 練った瞬間と、熟成の時間が感触や、手触りとギャップがでやすくなります。 当然、温度差が朝昼と違えば熟成の進行も違い、思い通りの生地になるかどうかはむずかしくなります。 思ったほど気温が上がらないと、熟成が進みにくく硬い生地を 無理やり伸ばしていくので、固めの伸びのあまりないうどんになります。 逆に、生地の熟成が行き過ぎてしまうと生地がだれて細いぶちぶちの うどんになりやすくなります、 生地の状態から、団子を座布団にしていくタイミングや伸ばす時間 茹でる時間、もみ洗いでの締め具合を調整したりしていくのですが、 水温も適度に冷たくて、10度前後なのでしまりすぎにならず ふんわりと、伸びのアル個人的にとっても好きなうどんができます。 ちなみに、私の師匠といつもうどん作りの話をしていると 最終的に 「うどん屋が今日のうどんは100点満点!!と自信満々で作っていてもお客様が、こりゃ~うまい!と感じるかはわからない。 逆に今日は80点くらいだなぁ~~と思っている時が、お客様はめちゃくちゃうまい!! とおもっているもんだなぁ~」 「それでも、うどん屋は自分で100点。120点のうどんをめざすんだよなぁ~」 で締めくくられます。 うどん作りは生地作り、生地作りは子供を育てるのと一緒なのだと思いますが。子供も、うどんもまだまだ成長が楽しみな毎日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月28日 23時42分59秒
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