それぞれの日々
すっかり冬の機構になってきて、店内でもゴホゴホ、マスクをはめてこられる方、寒そうに身を固めてこられる方、季節はどんどん変わっています。 お店が住宅街の中にあるので、常連さんが多く毎日のように通ってくださるお客様がしばらくお越しにならずにいると店の中で 「あのお客さんどうしたんだろう?」と心配になります。 来られるお客様の年齢も職種もさまざま、開業から一年がすぎいろいろな一期一会、出会いを知ることができ、 「こんど、転勤することになりました」と寂しそうにお話くださったり、「手術するから、しばらくこれないわ」と不安そうな面持ちでお知らせくださったり。 そんな、お客様が、元気な顔をみせてくれると、本当に幸せな気持ちになれます、 お名前もしらないけれど、ほんの2,30分の会話があるかないかの出会いにも、毎日が不安と喜びの連続です。 「ひどい風邪をひいていてね」「ちょっと、怪我して」 お店に来て下さる、30分くらいの時間、もちろんそれ以外の時間はそれぞれが、それぞれの時間、場所、ポジションをもっていて、お互いに知ることのない間柄なのですが ほんの小さな時間でも、大切な時間です。 もっとお話が上手なら・・・もっと積極的にお客様と接点をもったらとおもうのですが、なかなか・・・ 大きな声で 「ありがとうございました」 と精一杯の笑顔でお出迎え 元気な顔をみせてくれると、心のそこから幸福の笑顔が湧いてきます。 明日も、これからも、ずっとたくさんの出会いが続けられるように。