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水曜日、大腸検査を受けた手酌
場所は以前勤務してた病院 病院入った瞬間から知り合いだらけ・・・ 『あれぇ?今日は何?』 次々声かけられて嬉しいような恥ずかしいような これまた見知った看護師さんが困ったように 『スミマセン~紙パンツは穴のあいた方を後ろにはいてね』 オシリに麻酔ゼリー塗る時も 『ごめんね~ちょっと失礼します~』 向こうもやりにくいだろうな 検査予約は満杯みたいで検査待合は患者さんでいっぱい 内視鏡室の中からは胃カメラと思われる機械音と ゲーゲーする音が聞こえて・・・ 緊張するかと思ったけど全然(笑) 待合室で隣に座ったおじいちゃんと世間話したりして 『おたくさん若いのに、健診かなんかで?』 (そりゃまあおじいちゃんからみりゃ若いか・笑) 『ええ、便潜血で、いちよう・・・』 『ほう、私は毎年受けなきゃなんだがこれは慣れないねぇ あっち向けこっち向け言われて動いた拍子に痛いのなんのって』 『私は胃カメラの方がつらいんです』 『わたしは胃カメラの方が楽だな あれはコツがあるんだ、大きく腹式呼吸すると楽だよ』 思いがけず胃カメラのコツを教わりました・・・ こんな調子でお話してたら全然緊張もせず 大腸内視鏡検査も2回目ともなるとこんなもんか? いやいや、この5年の間にすっかり肝が据わって 自分がオバサン化・・・ってよりオヤぢ化したように感じる 実際の検査 筋腫が腸をおしてる部分があるだろうから 『やりにくかったらスミマセン』ってお願いしたけど 若いから(笑)比較的楽でした 年齢を重ねると大腸もタルンとなってきて 大腸検査も大変になるらしい 事実、胃カメラのコツを教えて下さったご老人 私より先に入ったのに全然終わる気配なし 看護婦さんも2人がかり 手酌には介助無しで先生が一人で モニターを見ようとしてる手酌の気配を察知した先生が 『おぉい!だれかモニターこっち向けて!』って言っても 忙しそうにおじいちゃんにかかりきり ま、ベテラン先生と若い患者の組み合わせですからね(笑) その後、モニターをこっちに向けてもらい おかげ様で自分のキレイな腸の中を見ました 今回、ちょっと思うところあり 少し前に『SICKO(シッコ)』をDVDで見たんです マイケル・ムーアのドキュメンタリーで アメリカの医療保険制度の問題点と 他の国の状況をルポしたもの 今の日本は色々問題はあっても まがりなりにも国民皆保険制度があり 健診で便潜血ぐらいでこんな検査まで保険で受けれる 6000円は痛いけど、保険がきかなきゃ20000円 SICKOではカナダの医療制度の充実を アメリカと対比においてルポしてて カナダでは確かに医療費は基本無料 でも実際は、緊急性や重症度からの順番待ちもあるようで 自費で高額の病院もありお金持ちはそちらを利用するらしい まあ、日本だって似た部分はあるか・・・ これからも、この国民皆保険を守っていく為に 私たち現場の人間も色々注意しなければ 色々考えさせられた1日でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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