行政書士事務所日記「京都のど真ん中で」

住民基本台帳を閲覧し、母子家庭で小中学生の女の子のいる家をリストアップし
暴行を働いていた男が捕まった。

なんと、卑劣なやつなんでしょう。非力かよわい子供たちを、しかも母子家庭を
狙うなんて。とんでもないです。

＜住民基本台帳＞

住民基本台帳は、住民の居住関係の公証、選挙人名簿の登録その他の事務処理の
基本になる台帳で、氏名・住所・性別・生年月日の4情報が世帯ごとに編成されて記載されているものです。

つまりこれを見ることで、どこどこの誰々さんは何歳であるなんてこともわかって
しまうんですね。

しかもこれが、「何人も閲覧することができる」という風になっています。

子供が小学校や中学校に上る前にどこで聞いてきたのか、塾の案内や学習教材の
セールスＤＭが送られてきますよね。住民基本台帳もその情報源になってるみたいです。

一応、請求事由を明らかにしなければいけないのですが、
「ダイレクトマーケティングのため」なんていう事由（理由）でも認められるらしいです。

なんかおかしいですね。

嫁が、選挙のときに

「何で生年月日いわせるんやろ？しかも、近所の人の全部丸見えやし。」

と言ってましたが、個人情報保護について行政の改善を求めたいですね。

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