カテゴリ:旅行日記
「おじちゃん。お風呂入ろう!」
三歳か四歳の息子は、初対面の自分の悪友に、いきなりこう言って、服を脱ぎ始めた。何が理由かはよく分からない。ただ、人の好き嫌いは子どものころからはっきりしていて、それはほとんど初対面で決まるみたいだった。 その悪友が、昨日、高校の同級生二十数人で作っている、ライングループに入ってきた。何でも、左半身麻痺という状態で、リハビリ中。まあ、お互い生きていてよかった。 息子のところで、鰻を食べている時に、入って、一通り「それじゃ、これで今日はおじひらきに」というAの書き込みの後で、一言「A、久しぶり~。元気か?今、Aのおじちゃんが大好きだった息子のいる鹿児島に来てます」と送ったら、長目の返事が来た。「今、片マヒ。なかなか楽しい」とあった。 まあ、「楽しい」というくらいだから、自分の状況をつらく不幸なことだとは思わず、生きているのだろう。Aらしいな、と思った。 日本を代表する劇団に入って、プロデューサーとして『アルジャーノンに花束を』を初めて日本の舞台に上げた。その後、理事長に。今は、どうしているのかは分からないが、多分Aのことだから、公式、非公式に演劇と関わりながら生きていいるはずだ。 まあ、旅日記とは関係ないことなのだが、書いておきたかった。 今日は、息子のところにまた行って、孫に何か買ってやって、昼飯でもおごろうかと考えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.18 07:36:03
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