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セミリアイア「晩年」日記

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2024.07.01
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カテゴリ:日々雑感
​​​​今日、七十歳となった。杜甫は「人生七十、古来稀なり」と言い、孔子は「七十にして、心の欲するところに従へども、矩(のり)を越えず」(七十歳になれば、自分の思うままに生きても規範を犯すことはない)と言った。

もちろん十干十二支の暦が戻る「還暦」(六十歳)ですら、滅多にない長生きだった時代の七〇歳ことである。そこにあるのは、日向に座り、終日莞爾たる笑みを浮かべている穏やかな年寄りの姿だろう。彼らが「
矩(のり)を越え」ることなどあり得ない。

超高齢化会となってすでに15年以上の日本では、70歳など巷に溢れかえっている。「
矩(のり)を越えず」どころか、交通事故の加害者も多いし、万引きなどの犯罪者だっている。カスハラの主役はこの年代だろう。極端な少子化の中で、団塊世代はすべて後期高齢者となり、今、消費の主役として大手を振ってあるいているのは、70代ではないか。終身雇用、年功序列の日本型雇用のおそらく最後の世代の恩恵として、相対的に高い年金を受給し、ほどほどの資産も持っている。ある程度健康で、何らかの形で働いている70代も年々多くなっている。

一昨日行ったレストランは、ほとんど同年代か、ちょっと上の人たちだった。さすがに、昨日の大会では、自分は上から三番目だったが、往復1000㎞を走って試合に出るのだから、自分で言うのもなんだが、70歳はまだまだ元気だ。

ただ、考えるまでもなく、自分たちに残された人生の時間はあと少しだ。平均的には10年と少し。これが「健康寿命」となると、その半分くらいになる。つまり、こうやって遊びまわれるのは、後5,6年ということになる。

だから、自分としては一日一日を精一杯「楽しむ」ことが、人生の目標だ。楽しみはひとそれぞれである。自分が「楽しい」と心から思えることをして暮らしたい。まあ、それで「
矩(のり)を越え」ることは、あまりないのではないかと思っている。

というわけで、これから二杯目の珈琲を淹れ、帰りの荷物を片付けながら、高校の時から好きだったココナッツサブレでも食べながら、大谷の試合でも見ようかな。





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最終更新日  2024.07.01 04:52:09
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