カテゴリ:俳文
息子も来年は40歳で、さすがに新入生とは間違えられることはなくなったようだが、今の大学はもう7年目くらいだろうか。教科書を書いたり、講演を年に10回以上こなしたり、まあ、よくやっているな、と思う。 今年、鹿児島に行き、仙巌園の店で、薩摩切子をみた。晩酌に使う手頃なのがほしいな、と思ったが、値段がまったく手頃ではない。小さなものでも3万。ちょっと大きくなると5万。大体、二人で鹿児島に行くと20万以上はかかるのだが、それにしても高いので諦めた。残念ながら、年金生活者には手が出ない。 多分、一緒に行った息子はその様子を見たのか、感じたのか、古稀の祝いに冷酒グラスを贈ってくれた。オーソドックスな藍色で、一番好きな色だ。高かっただろう。 その日の夕食は、鱈のフライ、鮪の刺身。ウィスキーのロックにはちょっと小さいが、ことのほか美味しかった。 古稀の夕涼み 薩摩切子の藍色 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.06 07:03:48
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