セミリアイア「晩年」日記

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• 遠征に。

  ​​このところ、毎年出続けているマスターズFITA900公認に向けて、8時ころに出発しようと思う。お盆期間で、ドラ割がなかったので、一部高速使用。全部使うとそれだけで3万近くになるから、さすがにやめておいた。が、帰りは全部使用することになりそうだ。明日試合で、少し移動して後泊。試合は昼頃終わるのだが、400kmを一気に帰る体力も気力も残っていない。月曜日は午後にピアノレッスンだから、朝に出るが、それは苦にならない。それで、長かった夏休みも終わる。水曜日からまた授業だが、推薦入試の志望理由書などを見てほしいというリクエストは多いので、それに応える方が大変だ。昨日も、二件mail添付で入っている。便利なのだが、それも考えものだ。長年続けてきた趣味のアーチェリー。昨日書いたように、できるだけ長く続けたい。そういう記録があるかどうか分からないが、70代アーチャーのトップなら目指せそうな気もする。なにしろ、こちらはその集団なら、新人である。といっても今回の区分は4月2日現在の満年齢なので、ぎりぎり60代だった！名実ともに60代最後の試合となる。

  2024.08.17

• 最終練習。

  ​​たった今、最終練習から上がってきた。60，50，40ｍのうち、60ｍを33射、50ｍ22射、40ｍ11射。今回使うCARBON1は全部で11本ある。その点検を兼ねて、すべて射った。点取りはなし。点取りをすると、フォームチェックが疎かになる。どうスムースにリリースするかに焦点を置いた。一応、80cm的で、60ｍでは7点、50ｍでは8点、40ｍでは9点をOKとし、そこを外すとNG。11本の内、各距離1～3本くらいNGが出る。原因はほとんどリリースが遅いこと、つまり「切れて」くれない。その状態にならないように何をすればいいか、だけを考えた。一つはエイミングをいい加減にしておくこと、狙いすぎない。もう一つは、リリーサーを持つ手の薬指の意識。手首を少し傾けてから、まっすぐ引くと60ｍでも10点が連続するのだが、本当は傾けるのはよくないことはわかっている。が、とりあえず理想的リリースを求めるよりも、80点でもいいからOKの点数を射続けること。明日も早起きしてしまうと思うが、朝練はしない。前日練習は、今までの経験から言ってあまりいいことがない。長距離移動だし、体を休めておきたい。帰りがけに給油。ドラ割の申込みをこれから。

  2024.08.16

• 趣味の条件（2）

  ​​昨日、暇潰しに書いたのだが、ちょっと書き足しておこう。​​1．練習によって向上すること（単なる暇潰しではないこと）2．生活の質を落とさずにできること（お金がかかりすぎないこと）3．適切な時間の中でできること（仕事との両立が可能）4．集団でもできるが、一人でもできること（人間関係に縛られないこと）5．多すぎて収拾がつかなくならないことと、ここまでが昨日挙げた5項目。最後の一つは洒落で書いたつもりなのだが、もっと大事なことを忘れていた。6．長く楽しめること（ほどほどの経済的余裕と健康寿命を保つこと）そう、趣味は人生の彩りであり、人生の核心ではない。人生の核心は、食べて、（働くことを含めて）動いて、寝て、よく考えることである。その土台は、体が動くこと、頭が働くことだ。つまり、健康であることだ。さらにその土台の土台は、資本主義の世界では、言ってしまえば身も蓋もないのだが、お金である。核心が壊れてしまうと、趣味どころの騒ぎではなくなる。最近のネット記事で、高齢者の7割くらいは「生活に（経済的意味で）不安を感じていない」という。漠然とした問いなので、不安のない生活のレベルは回答者によって違うだろうが、少なくとも衣食住に困窮しない、ということが最低条件だ。後期高齢者医療保険が2割だ、3割だと騒いでいるが、少なくとも国民皆保険という制度が確立している日本では、医療費は非常に安い。高齢者は大体病気を抱えていて、毎日薬の一つや二つは飲んでいる。病院にも月一くらいではかかっている。アメリカのように、医療保険のない貧困層というのは、原則いないことになっている。年金も、年間で200万弱というのがサラリーマンを定年まで勤めた男性の平均的な額で、月額だと16～17万。そこから医療、介護保険など引かれても、そう贅沢はできないにしても、食べていけないというレベルではまったくない。所謂「標準世帯」なら、夫婦で月額21万。その大半は持ち家で、最低限の補修などですませればやっていける。預貯金等の現金資産は中央値が高齢者標準世帯では1200万程度。例の「2000万」問題はあるが、あれは一種の統計であり、個々の世帯では、年収100万程度の仕事をしたり、少し倹約すれば、年間収支はトントンにはなる。そう考えると、今、日本で最も生活の核心が壊れる心配がないのは、実は高齢者世代だろう。特に70代高齢者は、それ以降の世代よりは、年金も高いし、現金資産も多いし、健康寿命は段々長くなってきているから、生活の彩りとしての趣味を十分楽しめるのだ。と、ここまではあくまでも統計上の平均値の話であり、個々人はまたそれぞれだ。食べていくのがやっとだ、という人もいるし、フルタイムで働かないと生活が維持できない70代もいるだろう。つまり「趣味」どころじゃない、という人もいる。あるいは、単身世帯で、余裕はあるが、孤独感に苛まれている人もいるだろう。自分は、今のところ、趣味を十分に楽しんでいるわけだが、この幸福な状態をできるだけ長く続けたい。そのために何をどうすればいいか、この後もちょっと考えてみたい。さて、そろそろ着替えて、最終練習に。

  2024.08.16

• いい感じかな。

  ​昨日は、80cm的で、60，50，40ｍを10本ずつ射ってから、50，60ｍをもう10本ずつ。最初の30射は自分としては上出来で、87，89，93＝269。90射換算で807。122cm的なら＋30くらいだろうか。まあ、いい線だ。上手くいけば勝てるかもしれない。今日も、3時に起きて、ピザ、珈琲、ヨーグルト。冷房27℃でかけっぱなし。居間はちょっと寒いくらいなので、28℃に設定を上げて、パジャマを着ている。今朝は、試合に向けた最終練習。明るくなるのは5時くらいなので、大谷を見ながら、ここで駄文を綴っている。

  2024.08.16

• 趣味の条件。

  ​​1．練習によって向上すること（単なる暇潰しではないこと）2．生活の質を落とさずにできること（お金がかかりすぎないこと）3．適切な時間の中でできること（仕事との両立が可能）4．集団でもできるが、一人でもできること（人間関係に縛られないこと）と、挙げてみると、ピアノもアーチェリーも麻雀も、すべての条件を満たしている。あと、もう一つだけ挙げると、5．多すぎて収拾がつかなくならないこと。これは、ちょっと怪しい。昨日、土曜日には行けないので、健康麻雀に。3時間、結果は1位、1位。いつものメンバーより、明らかに雀力が落ちるので、当然と言えばそうなのだが、やはり勝つと嬉しい。放銃がほとんどなく、守備型の自分らしい麻雀が打てた。これから朝練。ゆっくりと射ってくる。帰ったら、大谷を見ながら、時々ピアノ。

  2024.08.15

• 雨の合間を縫うように。

  ​​来週のFITA900公認。競技ルールは60ｍ、50ｍ、40ｍを3射×10回ずつ、つまり合計90本射つ。的は80cm的ではなく122cm、つまり、大的。60ｍ、40ｍは普段はまったく射たない距離なので、サイトはしっかり取っておく必要がある。それを今週中に、と思ったが、台風5号が熱帯低気圧になって居座っていて、道南は、日曜からずっと雨。弓を三階に上げて、近射していた。テーマは、スムースなリリース。エイミングもできるが、そこは大体にしておいて、とにかくリリースまでが一定の手順でスムースにできるように。昨日午後、雨がちょっとだけ止んだので、射場に。サイトを取りながら、60ｍ→50ｍ→40ｍ→50ｍ→60ｍと戻って、10本ずつ。大的はないので80cm的で。サイトは70.0、63.0、57.0。少しポンドアップしたので、10ｍ間が0.5縮まっている。ついでに点数を取ってみた60ｍが81、50ｍが83、40ｍが86で合計点250点。3倍すると750点。まあ、80cm的なので、大的だと多分820点くらいかもしれない。ミスショットは、「切れない射」。3本90秒だから、引き直せないので、とにかく最後はエイミングよりタイミング。弓の方も「セミリタイア」なのだから、そうムキにならず、とは思っているが、午後も雨が上がったら、と考えている。まあ、困ったもんだ。

  2024.08.14

• パスポート申請。

  ​​昨日は、午前中にパスポート申請。以前に取ったのが2011年。その後、コロナやら何やらで海外に出かけることが、なかなか出来なかったのだが、来年は授業が1月には終わる3年生だけなので、仕事としては2月、3月がフリー。季節的には乾期の東南アジアか、夏季のオセアニアかな、と思う。ハワイは、ホテル朝食が5000円とかで、米やカップヌードルを持って、キッチン付きコンドミニアムに泊まるという旅行者が多いと聞くが、そうまでして行きたくはない。まあ、ゆっくり計画を立ててみよう。

  2024.08.14

• 衰退期（3）オリンピック

  ​​パリオリンピックは昨日終わったらしい。テレビをつけたらやっていたので、多少は見たのだが、すごく見たいというのは特にはなかった。海外のオリンピックでは、最高の金メダル数だそうで、日本人は大活躍だったのだが、あまり気が乗らなかった。それよりはMLBの方を見ていたが、これも最近は録画してまで、ということもない。自分が一番夢中になったオリンピックは、何と言っても1964の東京。小学校4年だった。学校でも授業の時間にテレビをつけていた。見たこともない競技がたくさんあり、バレーボールのようにオリンピック前後に普及した市民スポーツも数多くあった。その後の冬季オリンピック、札幌も記憶に残っているが、それほど強烈ではない。3年前の東京は、マラソンを見に札幌に宿は取ったのだが、結局、キャンセルした。それを含めて、印象に残ったシーンは何もない。今回も同じだ。イデオロギーの対立が激しかった時代は、逆説的に「世界は一つ」であることを実感できたのだが、政治的対立が、グローバル経済に呑み込まれてしまった現代は、オリンピックは一つのスポーツショーでしかない。ショーとして見れば、恐らく最多の種類の競技があり、それなりに珍しいのだが、どうにも夢中になれない。アマチュア精神と商業化という対立軸も、いつのまにか忘れられてしまった。資本主義は、富の偏在を生み、日本人の中にも、パリでオリンピックを楽しむ富裕層と、オリンピックどころではない、あるいはオリンピックをテレビでみるほかやることがない貧困層、オリンピックをテレビで見るよりは、多少の経済的余裕があるので、別の夏を楽しもうとする中間層に分断されつつある。オリンピックを引き受けようとする都市は少なくなり、やろうとしても今回、誘致を諦めた札幌のように一向に機運は盛り上がらない。要はオリンピックも、スポーツの世界での求心性を失ったのである。その中で「日の丸を背負う」とか「挫折を乗り越えて」とかいうスポーツにまつわる言説も、人を惹きつける力を失っている。そんな陳腐な言葉がダダ漏れのようになっている、中継や報道は「つまらない」。今回、自分が少しだけ興味を持ったのは、新種目「ブレイキン」で金メダルを取ったAMIが、「自分が楽しくやっていたことが、オリンピックという形になった」ことについて、若干懐疑的な感じでインタビューで語っていたシーンだった。よくは聞いていなかったが、競技者自身にとっても、実はオリンピックという場は究極の目標でも、「夢」でもなくなっているのかもしれない。むしろ、そういう古くさい世界の中に引き込まれてしまったことへの戸惑いがAMIに感じられた。

  2024.08.12

• 

  夏祭り

  昨夜は、江差町の姥神大祭に。何でも北海道最古の夏祭りだとか。江差までは車で1時間半。高速が途中まで通ったので、この前（多分、コロナの数年前）より1時間は、早く着いた。夕方6時過ぎに到着。最後の山車行列の始まるところだった。店先のベンチで、道の駅で仕入れたメイクイーンのコロッケとおにぎりで夕食。夫婦ともに祭り見物は好きで、東北の夏祭りにはほぼ行った。一番好きなのは弘前の「ねぷた」だが、しばらく行ってない。姥神祭も、船の山車があったりして、面白い。昨日の10時半ころに13台の山車が、勢揃いする時がクライマックスだと聞いたが、とても老夫婦二人には無理な時間帯。山車が出発するところに行って、数台見て、露店で綿飴とお好み焼きを買って、9時ころ帰宅。以前より、人出が少なくなったような気がする。観光客はそれなりに来ているが、祭りを支える地元の人が少ない。この伝統ある祭りも、いつまで続くのかな。そんな話をしながら、帰路についた。

  2024.08.12

• 夏休み終盤。

  ​​長いと思っていた夏休みも、あと10日ほど。まったく、小学生のころと変わらず、やらねばならないことは大半怠け倒し、やりたいことだけをやっている自分に苦笑するほかない。麻雀には週1のペースで、フォーク酒場には2回。弓はほぼ毎朝。生徒が休み前に出した課題については、一枚も目を通していない。孫ともよく遊び、少し贅沢もした。予定外の選手権にも出ることになったし、来週日曜はマスターズFITA900で2泊の遠征。午前中に帰ってきて、午後からピアノのレッスン。それで夏休みは終了。まあ、こういうふうにずっと生きてこられたのは僥倖と言うほかない。夫婦ともども、そこそこに健康で、子どもたちはそれぞれの場所で一人前の職業人として独立し、家庭を営み、孫も3人。やりたい仕事だけをやり、趣味の数が増えてきて、収拾がつかなくなってきつつある。今日は、夕方、江差の姥神大祭に出かける予定。そろそろ明るくなってきた。朝、あまり無理をせずちょっとだけ射場で射ってきて、帰ってから、また朝風呂、朝寝。

  2024.08.11

• 道選手権エントリー

  ​​昨日、地元協会の会報が届いた。ここ数年はメール添付であるが、読んだら、大体二度と開けない。郵送代と紙代の節約になるから、文句はないのだが、昔、郵便で送られてきたものの方が、何度か読み返したり、記憶に残ったりしていた。その中で道選手権の案内があった。詳細は書かれていないので、道アのサイトで確認すると、申請点は2試合合計点、1160から、CP男子は12名。自分の得点は帯広と旭川のベストを足して1186。順位的には12位の中には何とか入る。もう競技者引退と決めていたから、選手権に出る気はなかったのだが、まあ、行けるなら行こうか、という気になった。何だか一貫性がないじゃないか、と我ながら思うのだが、そうやって生きてきたのだから、今さら「武士に二言はない」などとは言わない。もちろん、それなりの練習はするし、現にしている。マスターズのFITA900のためだったが、選手権は9月。地元からは自分しかいないだろうから、さっさと手続きはしておこうと思う。ちょっと朝練を頑張ろうかな。

  2024.08.10

• 弓を重くした。

  【弓】昨日、射場には行かなかったが、3階でセンターとサイドを少し重いものにしてみた。重いと、一射一射が疲れるし、できるだけ軽くしていたが、もしかするとある程度重い方が、エイミングが安定するかもしれないと考えた。重くても、決して射てないわけではない。3階で近射した感覚では、少しいいように思えたが、50ｍ先の的を狙ってみないと何とも言えない。今日、と思ったがあいにくの雨。【ピアノ】相変わらず、一日1時間も弾いてないのだが、それでも『夕焼け小焼け～ジャズバージョン～』は何とか通せるレベルにはなってきている。『赤とんぼ～ジャズバージョン～』はほぼノーミスで弾け、後は暗譜だけ。先生が言うには、暗譜は鍵盤ではなくあくまで譜面を頭で再現できることが大事だそうだ。途中で引っかかって、後が出なくなるのはそのためだという。この2曲で、来年の発表会とエリーゼをいこうと思っている。後は、ストピ用の『トルコ行進曲JAZZ』をもう一度丁寧にさらっている。［追記］　弓はいい感じ。50mで8点以内なら、と思ってたら、最後の18本はそうなった。一度エイミングしたら、ズレを気にせず、引いて放す。

  2024.08.09

• 「筋肉の反乱」

  昨日は、8年前頸椎ヘルニアでチタンを埋めた脳神経外科に。MRIでも、頸椎自体の異状は見られず、ドクターが言うには「クラスに一人くらい悪ガキいるでしょ？筋肉ってのは繊維状の束で、その中の一つがその悪ガキなわけ。先生の言うこと聞かない。『左向け』って言ってもわざと右を向いたりね。そういうの『筋肉の反乱』って言うんだけどね。それが起こってる」まあ、頸椎ではなくホッとした次第だが、老化で筋肉はだんだん固くなっているそうだ。特に使わない筋肉はそうなっていて、自分の場合、レフティに転向した時期が遅かったので、左首の筋肉を急に使い出し、こうなったらしい。しかし、それも8年も前のことだから、それよりはピアノが原因かもしれない。左手のオクターブ演奏はどうしても首に力が入る。注射を1本した途端、痛みは消えたが、今朝になると少々は痛む。ただ、段々軽くはなってきていて、今は、車で左後方の確認をするのも、そう痛くはなくなった。今日はこれから腰の整形。一週間に3回の病院通いは、いくら夏休みでも大変だ。

  2024.08.09

• 衰退期（2）民主主義の終焉

  アメリカでは、バイデンがとうとう出馬を断念、カマラハリスがマイノリティの代表として民主党の大統領候補となった。おそらく「もしトラ」はこれでなくなった。「トランプ＝重罪犯」とする民主党の戦略は功を奏するだろう。しかし、アメリカでも、リベラルか保守かは分からないが、次にはもう少しましな、つまりバカには見えないポピュリストが登場し、大統領権限自体を強くするだろう。日本でも、まったく国民が支持しない首相が、緊急事態条項などの点の改憲と言い出している。別に、改憲したっていいのだが、問題は国民がまったく政治に無関心か、無知であることだ。その証左が、格差の下に置かれた人たちが、それを推し進めた政権の熱心な支持層だったことである。その姿は、プアホワイトと呼ばれたトランプ支持者と重なる。もちろん、実際の共和党集会に参加したり、ホワイトハウスを襲撃したりするという点で、アメリカは、まだ国民が政治に関わろうとする構造がある。結局、首相ではなく、国会議員を選ぶことしかできない日本の若者は、その権利すらあっさりと放棄する。欧州でも、極右ポピュリスト政党が議席を伸ばしている。独裁と民主のどちらが国民を幸福にするかなどという問題が、幸福の定義もしないままヒートアップしている。おそらく、この十年、二十年で民主主義は衰退していくだろう。その後、どういう時代が来るのか。AIが膨大なデータから、政策のいくつかのオプションを示し、人間がそれを実行するという、アシモフの描いたような時代はまさか来ないだろうが、いずれにしても「民主主義」は早晩終わるだろう。

  2024.08.08

• よく考えたら、サンデーアーチャーじゃないか。

  気がついてみたら、昨日まで一週間ほど連続で射場に通い詰めていた。こうやってムキになるのは、自分の悪い癖で、仕事を含めて、何でもそうムキにならずほどほどに楽しむ、というのが、自分で決めたセミリタイア生活の方針だったのだ。というわけで、今日は弓はオヤスミ。考えてみたら、今週は病院が3回も入っていて、忙しい。今日も11時受けつけで3時くらいまでかかる。首のMRI。痛みは大分いいが、消えたわけではない。明日もいつもの整形だが、明日はフォーク酒場にも行きたい。とすると、次に弓を射つのは土曜朝。弓はいったん3階に引き上げておこう。今日は、ピアノをじっくりと。

  2024.08.08

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  国際民俗芸術祭

  一昨日の、国際民俗芸術祭。それほど有名でない国内のバンドや、大道芸と言われるものまで、いくつかのステージで行われている。京都から来たアコーディオン、ギター、ウッドベースのバンドは、全曲オリジナルで、完成度の高い、美しい演奏だったが、「ああ、上手だな」とは思っても、このバンドがメジャーになることはないのだろう、と思える。元体操選手の二人は、見ている人たちを大いに沸かせていた。「あ、これ、孫に見せたかったな」と思った。が、これをわざわざ見に来ることはないだろうな、とも思う。要は、そういう演奏家たちを10組以上呼んで、一週間に渡り続く「お祭り騒ぎ」である。カレーなどのエスニックな夜店も出ているが、そう多くはない。披露する演奏や演舞の技術は、完全にプロのものだが、引き込まれるという域には達していない。行けばそれなりに楽しいが、一週間のパスポートを買って通い続けようとは思わない。

  2024.08.08

• まだまだ。

  ​​6：45～7：159本射ち×4回。78－79－75－73＝304。スコープなし。まだまだだが、とりあえず射型を固めることと思い、内部感覚だけに集中した。「カチッ」から、薬指で引き、押して狙いを維持する。この最も大事な動作がまだ一定できない。

  2024.08.06

• 衰退期（1）ポスト団塊世代の矜持

  ​​このところの株安、円高。どこまで続くのか分からないということだが、自分の予想としては、そう長続きしないだろう。いずれにしても、日本だけは、経済が逆戻りしていきそうな気配はある。そもそも賃上げを無理にしても、生産性という点で西欧や新興国に遠く及ばないのが日本である。最低賃金が1,000円超えと浮かれた途端の、市場の大混乱である。先に賃金を上げて、それから生産性を上げよう、というのは完全に逆だ。生産性が上がり、企業が増益となり、それが賃金に及ぶという市場の原理の逆をやろうとしても、そうはいかない。賃金を上げても、実質賃金を見れば物価上昇に追いつかないし、せっかくの増益も長持ちしない。やっていることの本質は、原資もないのにバラマキをするポピュリズム政党と、何も変わらない。日本の国力の衰退は、もはや不可避であり、どうしようもないことだろう。考えてみれば、自分たち世代は、戦後の困窮も知らず、高度経済成長によってどんどん豊かになっていった日本で、生まれ、成長してきた。その価値観の中で、大学進学率が上昇したことで生まれた「受験戦争」を勝ち抜き、その価値観が揺らぎ始めたころ大学を出て、それでもそこそこの就職をし、定年退職、日本の衰退期とともに、自らの人生の衰退期も迎えている希有な世代なのかもしれない。その間に身につけた思想は、日本的個人主義の思想であり、人のことに口出しもしないが、必要以上に寄り添わない。誰かにどれほど感謝されるかということについてさほど価値を置かない。基本的に、自分のことは自分で出来るし、出来なくてはいけない。人間関係は流動的であり、一つの団体やグループに縛られたくない。「絆」という言葉に胡散臭さを感じる。そういう世代はあらゆる価値を相対化するから、「衰退」することも必ずしも避けなければならないとは思わない。この世界に、自分の身に置き所を探すのは、そんなに難しいことではないのだから、誰それの責任だと言い立てたりもしない。一人で生きるのを基本とするから、孤独とか孤立が社会問題とは思わない。恐らく、自分と同じようなメンタリティを持ちつつ老後を迎えたポスト団塊世代は多いのではないか。ここからしばらく、「衰退期」のあれこれを論じてみたい。

  2024.08.06

• 孫という非日常。

  ​「​あ～、疲れた。何とか乗り切った」というのが、昨夜、娘と孫二人が無事に空港から帰路についた時の、偽らざる思いだった。一日目は孫の好物の蓮根と帆立の天麩羅でソーメンの昼食。食後、ヤキュー。3階の屋根まで届きそうな打球を打つ。前回は、せいぜい2階のベランダまでだったのだが、教室に通い出して、スィングスピードが別物になっている。柔らかいボールなので、壁に当たってもどうということはないのだが、裏の道まで打球が飛ぶことも数回。ライナー性の当たりは、植え込みに突っ込み、取るのに苦労する。こちらは少し坂になっている道路の上、孫は下にいるのに、キャッチボールでノーバウンドを投げるのに苦労する。夜は、いつもの焼き肉屋に。もう30年来、先代のころから行っている。帰宅後、花火。孫と風呂。狭いベッドで一緒に寝る。二番目の孫（妹）は、まだ歩き出したばかりくらいで、遊ぶといっても、輪ゴムを繋げたのを引っ張って放すとゲタゲタ笑う程度だが、上の小2の兄は、そうはいかない。この孫は、じいちゃん大好き人間で、「じいちゃん、～～しよう」と絶えず遊びに誘う。二日目は、駅前に最近出来た屋内遊戯施設。昨日の写真はボルタリング。いろいろな施設があり、保育士と思われる人が常時4，5人施設内の見回りをしていて、安心だ。おかげで、こちらは少し休めた。昼食はそのビルの地下にある回転寿司店。夜も、近眼治療のためのコンタクトをして寝るということで、一人で寝られた。夕食は、鮭、孫の好物のパンプキンスープ。花火。当然、その前にヤキュー。三日目は、焼き鳥弁当の昼食後、温泉。その前に息子の嫁さんの両親のところに。娘の孫も本当に可愛がってくれる人たちだ。ほんの近所だが、今、家を売って最終的には奥さんの実家である沖縄に移住予定だ。それはそれで結構なことだな、と思うが、自分たちは当分はここで暮らすから、ちょっと寂しい。ちょっとだけヤキュー。ちょっと早めの夕食にまたまた孫の好物のカツとサラダを食べ、夕方、空路で帰った。三日間、サービス三昧だった。今日、多分決算をすると思うが、5，6万はかかっているだろう。まあ、それは別にいいのだが、段々、こちらの体力が追いつかなくなっているのは明白で、いつまでこういう「非日常」を味わえるのだろうか、と思う。さて、日常を取り戻すべく、自分はこれから弓。妻、午前にピアノのレッスンがある。そうそう、「非日常」といえば、一昨日異常なアクセス数だった。普段は150からせいぜい300くらいまでのアクセスなのに、なぜか2400台。まあ、何かの間違いだとは思う。

  2024.08.05

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  孫たちの風景。

  昨日は、娘と孫二人を連れて、駅前の屋内遊園地に。３階と４階が遊具がおいてあり、ボルタリングとかいろいろ。孫は目一杯遊んで具合を悪くした。帰宅後は、ゆっくり、自分も疲れてしまい１時間ほど昼寝。夜は、昨夜に続き花火。最近このあたりでは、家族が花火で遊ぶ光景などめったにない。。今日は温泉に行って、夕方の飛行機で帰る。

  2024.08.04

• 

  今季最大瞬間風速。

  朝、5時半～6時半過ぎ。9本射×6回＝54本。最初のうちは75－76－76－76と相変わらずのやっと300ペース。まあ、それでもカスケードよりは大分マシだ。ピープが段々右に、つまりサイトの左半円くらいしか捉えられなくなってきた。これは顔向けの問題かと思って、少し顔を引くとやや改善したが、今度はばらける。このまま射つほかないのかと思ったが、ひょっとして押し手が弱くなっているためかも、と思い、少し最後に押し手を頑張ると改善。5回目78。大体分かったからこれで最後にしようと思った6回目で、10点5本、9点、2本、8点2本の84点。360点満点なら336。右の全盛期に近い。もう少しやっていこうと思ったが、孫も来るし、その準備もあるので、切り上げた。来週月曜から、また朝練の日々だ。

  2024.08.02

• 弓→孫→焼き肉

  ​​昨日は、朝練→整形→夕方にもう一つの整形、となかなか多忙。首は結局、チタンを埋めた下の関節がどうしても負担が多くなり、少しばかり痛みが、という診断。8日、手術をした先生の予約が取れているから、そこでMRIということになった。今日は、もう朝食のサンドイッチは食べ終わり、これから弓に。トリガーレスの練習。段々、よくはなってきている。9本で79までは出た。320台まであと一歩。昼前に孫が来る。それまでに、弓を片付けて、3階に片付け、1階と風呂を掃除、ピアノの練習。ソーメンで昼にして、午後は多分野球。夜は焼肉屋に予約が入っている。6時。日曜日までは、じいちゃん三昧。

  2024.08.02

• 孫がやってくる。

  ​​明日、娘と孫二人が飛行機でやってくる。孫はじいちゃんとヤキューするのが、何よりも楽しみらしいのだが、最近、とみに体力が落ちていて、どこまでつきあえるかな、と思う。花火や、焼肉屋の予約など、一通りの準備はした。まあ、二泊三日。楽しくやろう。

  2024.08.01

• クルッと回ってトリガーレス。

  ​​カスケードで押し込む射は、上手くいかなかった。なぜ、こんなに中らないのか、考えてみた。結局、射つ瞬間に、押し手が強くなりすぎ、あるいは引き手がそうなり、あちこちの方向で矢が放たれるのだ、と思う。試しに、一個だけ入れていたSTANのトリガーレス（アルミ製のいかにも安っぽい軽いもの）を取り出し、射ってみた。たいして中らないが、縦のラインが出ている。大体、黄色16cmの幅の中で、10点から下の6点まで。少し、サイトを下げて、6本で点取り。50－54－50－50－49－51＝304。たいした点数ではないが、ここのところ9本で70点前後（280ペース）だったので、それと比べるとかなりマシだ。やはり300点というのは、高校のころは、30ｍの目標だったし、CP転向後は、50ｍ、70ｍの最低ラインだった。そこを大きく割り込んでいたのだから、もう競技者としてはやっていけないな、と思い競技者引退を宣言し、サンデーアーチャーと思っていたのだが、やはり、射つからには、できるだけ当てたいと思うのは、アーチャーの本能のようなものだ。問題は、首。トリガーレスのリリース時の衝撃が、引き手（左手）側の首に、一射ごとに、加わる。今朝は、少し痛い。射てないほどではないし、射った後は痛まないのだが、朝に「うーっ」となるくらい痛い。起きてしばらくすると、そうでもなくなるから、今朝も整形の診察券を出してから、ちょっと射場に。と思ったら、雨。まあ、弓を3階に引き揚げて、近射かな。今日は夕方、別の整形の予約をしているので、そのあたりも相談してみたい。

  2024.08.01

• 引いてもダメなら押してみるか。

  ​​昨日の朝練は、あまりにも中らず、イヤになってしまったが、最後になぜ中らないのかを考えてみた。なるべく体をまっすぐにして、ドローイングからアンカリング。そしてエイミングだが、この時、今の弓は若干まだ引ける。引くと、下がる。それで、真ん中にエイミングし直して、また（多分、緩んでいるから）引く。そして、まあまあ許容できるところに付いていたら、放す。・・・・が、外す。時々大きく外す。それで、やっぱりACEのスパインの問題かもしれないと思って、CARBON1にしてみたが、結果はそう変わらない。最後に、引くときに多分、大きくズレるか、緩むのではないか、と考えた。それで、最後に「引く」のではなく、むしろリリーサーを持つ左手は、顎の上部の一定の所に固定しておいて、そこから真ん中に向かって押して、放す。10点付近に、矢が集まった。ミスは1，2本出たが、今までとは全然違う。というところで、時間切れ。まあ、といってもこれ以上やると首も心配なのでやめにした。明日、もう一度試そうと思った。で、今朝。何だか早く目が覚めてしまい、さっき朝食を食べ終えた。まるで、小学生である。が、珈琲を淹れて、少しゆっくりしてから、出かけようと思い直すだけの分別はさすがに70歳になると、ある。テレビでは、オリンピック。サッカー。イスラエルと0対0で後半70分のところ。まったく興味がない。もともとサッカーはそう好きじゃないのだが、今回のオリンピックは、体操が勝とうが、阿部詩が負けようが、どうにも心が惹かれない。1964年、東京で毎日白黒テレビのよく映らない画像を食い入るように見ていた小学生は、今や、その時代で言えば、すっかり長寿の老人になってしまい、呆けてしまったのか、というとそういうわけでもない。日銀が、利上げを見送れば、また円安方向に為替が動き、アメリカがまだ利下げに踏み切れない、このタイミングでNISAは1回手仕舞いしようか、などと考えている、なかなかしっかりした考えを持っている老人である。それと同じような、思考回路で、「引いてもダメなら押してみようか」などと考えている。

  2024.07.31

• 「まっすぐ」

  ​​若いころから、弓を通して、ずっとこれを追求してきた。「まっすぐ」立って、「まっすぐ」に引いて、射つ。それなりに、できるようにはなったのだが、歳をとると、そもそも体が「まっすぐ」になってくれない。腰が悪いから、まっすぐ歩いたつもりでも、ほんの少し跛行しているし、背中は丸くなっている。膝関節は緩んでいる。まあ、できるだけ、せめて気持ちだけでも「まっすぐ」。今の自分を受け入れ、僻まず、妬まず、「まっすぐ」に。久々に雨が上がった。昨日のうちに三階から弓を車に移しておいた。50ｍ36射で点取りの予定。

  2024.07.30

• ある雨の日の情景

  ​​ここ数日、雨で朝練には行っていない。今朝もまた雨。災害になった東北地方ほどのものではないが、これは俗に言う「蝦夷梅雨」というもののようだ。今日は、オリンピックのためか大谷の中継もなし。オリンピックは、今回はどうも心がのしかかっていかない。あまり見る気もないのだが、何となくは見ている。今日は4時から、アーチェリー男子団体が珍しく中継される。これは録画予約した。しかし、今日も一日、さしたる予定もなし。妻の歯医者への送迎くらいである。その後、金曜に来て日曜に帰る娘と孫二人のための買い物。まあ、ピアノをじっくり、弓もじっくり、の一日かな。【追記】ピアノは朝30分くらい。大体『夕焼け小焼け～ジャズバージョン～』は速度を落とせば通せる。『ファジルサイ　トルコ行進曲JAZZ』もう一度楽譜を見て丁寧におさらい。弓は三階射場で30本。弾く前のルーティンとして膝関節を締め、背筋を反らして真っ直ぐにすることを付け加えた。これから歯医者の送迎がある。

  2024.07.29

• 50歳。

  ​​昨夜、卒業生3人と急逝したW先生を偲ぶ会食。彼女らも、もう50歳を迎える歳だと分かった。どうも卒業生の年齢に関しては、記憶がゴチャゴチャになる。前回も会ったYさんは、去年教えた生徒のお母さんだった。まったく知らなかったなぁ、言ってよね。フリーアナウンサーと今度仕事でフィンランドに行く二人は、モルックの世界大会に一般枠で参加するのだとか。聞いてみると、なかなか面白そうな競技だ。ボウリング・アーチェリー、ダーツ、ビリヤードなどの要素がある競技で、今、急速に普及している。といっても、まだまだ競技としては認知されたばかりで、世界大会といっても、一般枠なるものがあり、それは抽選で出場ができるということだ。それぞれ皆、人生の盛りを迎えている感じで、嬉しかった。翻って、自分の50歳を考えると、特進の担任を時々やり、進路指導部長、教務部長などをしていた。弓も全道ではほとんど負けることもなく、全日を冠する大会にも出ていた。二人の子どもたちは、それぞれ大学生だった。その後二人とも大学院に行き、今はしっかりと仕事をしている。そこから20年。校長を辞めた後は、嘱託で5年、非常勤で3年目を迎えている。弓は、首を痛め、8年前にレフティに転向せざるを得なくなり、それでも2回、全道大会で勝ったが、限界を感じ競技者引退。にしては、何もない朝は射場で、どうやったら「まっすぐ」射てるかを見つけようとしている。ピアノを習い始め、今年はエリーゼピアノコンクールで11月に2度目の全国。麻雀も始め、フォーク居酒屋にも時々。孫たちにも年に数回会う。今週、娘と孫たちがやってくる。妻と二人で楽しく暮らしている。まあ、人から見れば羨ましい老後なのかもしれないが、50歳の彼女らの人生の「盛り」の話を聞くと、やはり自分の今は「余生」なのだなぁと思う。ここから、段々と手放さざるを得ないことも、出てくるのだろう。仕事、弓は、時間の問題かもしれない。だからこそ、今日一日を楽しく過ごそう。今日は、昼から麻雀教室の大会。半荘3回戦なので、運に恵まれないとなかなか優勝はできない。前回は100点差で2位。そろそろ勝ちたい。

  2024.07.28

• 久々、フォーク酒場。今夜は卒業生たちと偲ぶ会。

  ​​3ヶ月ぶりくらいだろうか。久しぶりのフォーク酒場。金曜日は、いつもそう混まないのだが、やはり行ってみると先客が一人。歌が上手いSさんは、今日4人目のお孫さんが生まれたそうで、めでたい。ここでは、すっかりピアノプレーヤーとして認知されていて、最近来てないからどうしたの？と聞かれる。やあ、いろいろと忙しくて夜になると疲れちゃって。『ある雨の日の情景』、『さよならをするために』、『マーク2』。しばらくすると同級生K君がやってくる。同僚だった看護師さん3人も。そのうち一人は教え子。聞けば、50歳間近だとか。そんなに前なのか、と思う。今日、会食予定の卒業生は多分、それより少し若いくらい。先日亡くなったW先生を偲ぶ、という趣旨の集まりだが、教師は3人声を掛けられた。そういう中に入れてもらえるのは、ありがたいことだと思っている。自分もそうだったが、出会ってきた教師の中には、アイツが来るなら同窓会なんて行くか！というヤツが数人はいる。まあ、そういうのに声はかからないんだけど。確か、吹奏楽の最初の定演で、ゲストを呼ぶ金がないという理由で『スワニー川』を弾いたのだが、その時MCを務めた放送局のSさんがいて、彼女はその後北海道のテレビ局の局アナになり、大泉洋との番組でちょっとした有名人になった。今は退社してフリーアナとして活躍している。『いちご白書をもう一度』、『遠くで汽笛を聞きながら』、『プカプカ』。今まで歌ったことのない曲。来るといつもGSの曲を歌う人がいて、次までにコード譜を用意しておくことになる。やはり、キーボードが入るとバンドの感じががらりと変わるのだ。K君も体力的な問題でヨットはやめるんだとか。まあ、段々そうなるんだろう。自分も弓は、今年は競技者引退と決めたのだが、まだジタバタとあがいている。さすがに、雨模様だし、今朝の朝練はやめておくが、それでも自宅では近射をなどと考えている。7時半から10時過ぎまで、店にいて、帰宅は11時前。もう少し寝ていたかったが、目が覚めてしまった。朝食は、ピザトースト。昨夜の残りのツナときゅうりのサラダ、珈琲。今日は、一日家でゴロゴロしてから、といってもピアノをみっちり練習して、妻と麻雀でもして、明日の麻雀大会に備えて天鳳で練習。それから、夜に卒業生との会食。これは車で行き、飲まずに帰ってくる予定だ。さて、まず天鳳でもやろうかな。

  2024.07.27

• 最後の夏休みかもしれない。

  ​​今日から26連休。北海道の公立校は、去年の酷暑に懲りて、夏休みを30日間としたが、そういうことには疎く、検討したとしても、いろいろな利害関係者や、関係もないのに口を出すバカも多い私立高校では、相変わらずの25連休。今日の終業式は、自分は授業がないから行かないので、26連休ということだけである。これで、45回目の夏休み。講習もなくなって、こんなに長い夏休みはさすがに初めてだ。今年度限りで退職すれば、これが最後の夏休みになる。そういう気持ちも少しずつ生まれてきているのだ。いつまでもはできない。夏休み初日の今日は、あまり冴えない話だが、整形に診察券を出しに行くところから始まる。5時から大谷の試合を見て、6時に出しに行き、帰りがけに射場で50射くらい。夜、久々にフォーク酒場、という予定だが、最近、夜になるとめっきり疲れてしまい、なかなか難しい。やはり、70歳は高齢者だ。

  2024.07.26

• 夏バテ

  ​​一昨日は、1時半に起きてしまい、このまま起きているのも、と思い眠剤をもう一回飲んで、朝7時半まで眠った。おかげで、慢性の睡眠不足は解消。昨日は2時間＋講習。今日で、夏休み前最後の授業だ。2～4の3時間。今年は昨年と比べると、授業は6時間少ないから、格段にラクなはずなのだが、今年の方が疲れるのは、やはり年々体力が落ちてきているからなのだろう。何をするにも、時間がかかる。食卓から立ち上がる、風呂に入る、などの場面で、スッと足が動かない。というわけで、やはり精をつけるべく、昨夜は鰻。年に数回、鰻は食卓に上るが、やはりこの時期が一番美味しい。今週は土曜に卒業生の集まりがあり、6時から。その帰りに久々にフォーク酒場にという予定だった。最初はバスと電車で行って、と思っていた。が、車で行って、ノンアルコールで、と考え直した。フォーク酒場の方は、今日か明日。これも車で行く。趣味も、気力と体力が必要だ。気力の方はあるのだが、体力がついてこない。今日は、これから気合いを入れて、朝練に。40ｍを50射くらいと思っている。【練習日誌】（追記）5時に家を出て、5時15分から6時過ぎまで。50本、40ｍ。一度は狙いはつく、そこでもう少し引くと、やはり下がる。それを修正してからボタンを押す。そこから、さらに引き、下がらないようにしながら射つ。なかなか上手くいかないのだが、練習の方向性は分かってきた。ボタンを押す前後の肩甲骨の使い方を固定化したい。まあ、朝練は散歩代わりみたいなものだから、このくらいがちょうどいい。

  2024.07.25

• 

  牛乳屋さんのコロッケ。

  家から車で10分ほどのところに、地元の牛乳メーカーがあり、副業としてソフトクリームなどを売っている。昨日はピアノのレッスンの帰りに、寄った。サ－ビスポイントが10になると無料で、好きなアイスやソフトクリームが食べられるが、今シーズンでそれが2回は当たるだろう、と思う。つまり、二人で10回は優に行くことになる。ここで必ず持ち帰りで購入するのが肉コロッケ。いろいろなコロッケがあるが、ここのが一番だ。いつも2個買って帰り、夕食か翌朝の朝食になる。今日から、夏休み前最後の3連勤。といっても、今日は1時間目がないので、3，4、明日は5，6＋講習、明後日は2，3，4の計8コマ。まあ、しっかり働いてこよう。今朝は、これから朝練。昨日の三階近射で分かったことをちょっと試してきたい。

  2024.07.23

• 本命・照ノ冨士、対抗・琴櫻、大穴・正代、大の里

  ​バイデンが撤退表明だそうで、さて、どうなるのか？どちらにしても、頭の悪すぎるトランプにならない方が、いいには違いないが、それもどうなるか分からない。そんなことより、大相撲のことを書くのをすっかり忘れていた。今場所は、贔屓の高安、朝乃山が取組中の怪我で、休場。久しぶりに出てきた横綱照ノ冨士は8連勝で1敗力士はなし。そうなると、照ノ冨士の念願、10度目の優勝の可能性はかなり高い。が、膝や腰に爆弾を抱える照ノ冨士が、いつ途中でこけるかは分からない。もし、そうなったら、2敗の大関琴櫻の初優勝の目が出てくる。が、琴櫻もそこまで安定した力はないとも思える。この先、照ノ冨士が取組みで体を痛め、琴櫻も取りこぼすとすると、他の2人の2敗の平幕よりも、3敗大の里が連勝しているし、取り口も先場所に近くなっているので、連続優勝は不可能ではない。が、個人的には、大関から落ちた正代に頑張ってほしい。正代、御嶽海、玉鷲など本場所対戦が20回を越えるようなベテラン力士は、ほんの一握りになってしまった。彼らの代表として正代にもう一花咲かせたいと願うのは、盛りを過ぎた競技者のメンタリティなのだろうか。そういえば、前の投稿のタイトルに書いた、「練習」も書くのを忘れていた。8時から大谷があるので、その合間、合間でピアノ、三階近射をと思っている。弓は、引いて、押して、また引くという感覚だけ、ピアノはまだマスターできていない『夕焼け小焼け～ジャズバージョン～』の2頁くらいの部分をみっちりと。​

  2024.07.22

• 連休4日目～練習あるのみ～

  ​​夏休み前、最後の連休。まあ、夏休みが26連休だから、連休だらけなので、「最後の」などと言っても・・・昨日、夕方、妻が無事に帰宅。考えてみると、妻はこのところ、土日は出っぱなし。4週連続だと言う。よく夏バテせずに、行けた。唐突な【夢分析】さっき見た夢は、どうも妙だった。同窓会室。生徒が4，5人いて、夏休みに教えてほしいという感じ。で、何教えてほしいの、というと曖昧な答。そうこうするうちに、辞めたM先生が来て、「ちょっといいですか」と何やら深刻な面持ち。M先生の車の中で話すが、こちらも要領を得ない。「じゃ、帰るわ」と言って、バイクにまたがり、坂を登る。途中で、小学生がいて、「危ないよ」などと言いつつ、忘れ物を取りに戻るが、その時は、外ではなく、地下鉄から出た歩行者空間みたいなところだった。階段をバイクで駆けあがる。そして、外に出て、なぜか、これも辞めたN先生の自宅に行く。そこに、高校の同期生のS君が、さっきまで来ていたらしい。自分はポケットから4，5枚の古典の問題を出し、「これ、夏にやるつもりだから、よかったら」と言う。居間にパーマの椅子が出ていて、どうやらこれから美容室でもやるのかな、と思う。そこを後にして、新幹線になるはずだったトンネルを抜けて、我が家を目指す。我ながら、どう考えても支離滅裂な夢を見た。M先生もN先生もS君も、現在、まったく交流がない。ここ数年、顔を見たことすらない。気にならないわけではないが、普段は考えたこともない。まあ、共通点をあえて上げれば、この人たちは自分のことが好きではない、ということか。S君は違うかもしれないが、MもNも自分が校長になったことで、面白くない思いをしただろう。しかし、70年も生きていれば、そういう人、いや、つまり、こちらの記憶からはすっぽりと抜け落ちているが、向こうは自分を覚えているような人は無数にいる。卒業生の大半はそうだし、同僚だった人間も同じだ。こちらも完全に忘れているわけではなく、彼らは自分の無意識の中には棲みついているのだろう。それが、夢に現れたりする。仕事も終わりが近づき、同期生との交流も復活したり、途切れたりである。そういう状況で、彼らを懐かしむというのでもないが、思ってみるような心持ちが生まれてきているのかもしれない。【閑話休題（話を戻して）】そんな妙な夢を見て、まだ3時だったが起きてしまい、フライドポテトとゆで卵とサラダ、珈琲で朝食。食後、カット西瓜とヨーグルト。外は雨。これじゃ、朝練は無理だが、止んだら行こうか。もう来週の予習も終わったし、それ以外にこの時間に、特にやることはない。まあ、二度寝してもいい。そうだ、寝ながら、雨止みを待とう。

  2024.07.22

• 

  西瓜と連休三日目

  ​西瓜は、大好物なのだが、なかなか食べられない。何しろ、妻が大の苦手で、匂いを嗅ぐだけでもダメなのだ。昨日、妻を送って、健康麻雀。ちょっと出遅れたので、最強卓には座れず、雀婆たちとの卓に。何しろ、リーチをかけてから、自摸って「う～～ん」と考えている。すっかり調子が狂い、3時間で上がった。4位、1位。それから、生協に寄って、西瓜、お寿司、ヒレカツを買って、夕食に。やはり、飲まずにはいられなくて、フォーク酒場は断念。風呂に入り、9時半には入眠。今朝、というか夜中の2時ころ目が覚める。それから、ゆっくりして、もう一度少しだけ眠った。5時半ころ射場に。どうやったら、付けたのをなるべくずらさずに、しかも緩まず放せるか、少しずつ分かってきている。ボタンを押す前に、引いて、ボタンを押してからさらに引く。緩まず、ずらさず、というのが、少しずつできる。明日も、朝のうちに、と考えている。とてもじゃないが、30℃近い昼間に練習はできない。これから、ちょっとピアノの練習をしてから、大谷の試合。まあ、いつもの日曜と変わらない。MLBを見ながら、一階の掃除、昼食。妻が4時に帰るので、空港にお迎え。東京は、雨で大変だったとか。男性合唱のコンサートだった。夕食の準備もしておかないと。スイカを食べてた　夏休み水まきしたっけ　夏休み向日葵、夕立、蝉の声（吉田拓郎　『夏休み』​

  2024.07.21

• 

  ホットドッグと連休二日目

  昨日はハンバーガー、今日はホットドッグ。具材はいただいたボロニアソーセージ、我が家のレタス、ミニトマト、キュウリ、ケチャップ、マスタード。2日目の今日は11時に妻を空港に送り、その後健康麻雀。帰ったら大相撲か大谷の試合の録画を見て、フォーク酒場に。今日は車移動にするが、来週は卒業生との集まりの後で、電車に乗って、行こうと思っている。と言いつつ、今日も足が向かないような気もする。夜にならないと分からない。弓の練習はこれから。昨日、スコープを忘れたから、今日こそ。まず40ｍで、しっかり付けてから放す、という練習。中りは、その射型でどういう時に中り、どういう時に外すかを確かめる。押し手の掌のどこがいいか、どのくらい押して放すか、引き手は肩甲骨をどの程度使うか。チェック項目は、この射型だと無数にある。ピアノは『夕焼け小焼け～ジャズバージョン～』のヤマの所を月曜のレッスンまでには、完璧にしておきたい。最終週の予習の段取りはもうついた。夏の講習は中止になった。よかった。これで夏休みは26連休になった。孫1号、3号が3泊くらいで来る以外、後は整形が2件、歯医者、3泊の遠征試合の予定くらいしかない。こんなに長い夏休みは、初めてである。やがて、毎日が日曜日という時も来るのだろうが、その演習だと思って、料理や掃除などもするし、家事も。三階射場の畳交換は、死ぬ思いでやらないと。

  2024.07.20

• 

  バーガーと普通の4連休。

  昨夜は10時ころには寝たのだが、1時半くらいに首が痛くて、目が覚める。「首痛し　さほどでもなし　老いの先」などという駄句を半睡状態で考えた。「あれ？季語がないな！」などと思っているうちに、また眠った。暑かったので、エアコンを27℃設定で点ける。朝食は、昨夜の鶏の唐揚げが残っていたので、庭のレタスとミニトマト、キュウリ（これは我が家の庭のはまだ小さいのでスーパーで購入した）、スライスチーズを、薄いパンに挟み、チキンバーガー風にした。朝に前夜の食洗機の食器を片付け、ピザを焼いたり、ピーマン半分と玉葱の厚い輪切りでベーコンエッグを作ったり、というこの時間は、自分にとって好きな時間の一つだ。後は、ちょっと予習をしたり、4連休の予定を考えたりする。今回は、明日、妻が東京にコンサートに行くので、その送迎が土日。土曜は、空港から健康麻雀に。できれば、今日から3日間、また朝練＋ピアノ練習。どちらも首にはよくないから、ほどほどにする。弓の方は、スコープを立てて1本ずつ確認をしても大丈夫な段階まではきた。ある程度まとまらないうちは、中りを気にしてもしょうがないが、ようやく、フォームと中りの関係を確かめられるくらいにはなっている。中級者くらいまでは、中りを気にし出すと、フォームを忘れる。自分もそうだった。ピアノは、『夕焼け小焼け～ジャズバージョン～』のヤマのところのアドリブがまだちゃんと弾けない。素人はジャズのアドリブなんて、適当でしょ、と思うかもしれないが、実際は数千回の練習をして、ステージに上げるのだ。天才は、その上でさらにインスピレーションが湧き、突然、まったく新しいフレーズを弾くのだが、自分にはそんなことは望めない。まず、数千回の練習になど至っていない。『人生のメリーゴーランド』の方は、多分千回近い練習はしているので、暗譜で、ある程度は思うように弾ける段階にはなってきているような気がする。フォーク酒場でピアノで歌うときは、これまでとまったく違う弾き方はできるが、それはシンプルなコード進行を多少ジャズ風にアレンジしているだけだ。このところ、夜になるとめっきり疲れてしまい、さて、今夜は行こうかという気には全然なれない。普段は、7時半には夕食を終え、デザートとアイスを食べ、ピアノをちょっと弾いて、風呂に入り、ベッドに入るのが9時台だ。フォーク酒場はそのあたりから賑わう。やはり、お金はかかるが、行き帰りタクシーで、少なくともほろ酔い加減でバスと電車で行き、帰りはタクシーでというぐらいでないと、楽しく遊べない。まあ、そのくらいのお金は使えるから、今度からそうしよう。明日の土曜日に実験的に、それをやろうかと思っている。ま、そんなわけで首は痛むのだが、楽しいことばかり考えている。今朝はこれから、整形に診察券を出しに行って、その帰りに朝練。昨日ヴェインを新しくした、CARBON1の中り具合を確かめてみたい。

  2024.07.19

• 年寄りの冷や水　(2) 　三日坊主

  ​​昨日で4日間連続で朝練に行ったが、昨夜から首が痛み、今日も5時に起きて、行けない時間ではなかったのだが、やめにした。昨日は距離を50ｍに延ばして、伸ばして、まずまずの感覚。遠くなればなるほど、付けるのが難しくなるのは当然だが、それでも何とか付けようとして、付いた時に放す、という射は続けた。今の射では、少し押し手を押し込むことで、緩みを回避するほかない。そのタイミングはなかなか難しく、これは反復練習しかない、ということでの「年寄りの冷や水」だったわけだが、首の痛みには勝てない。それで、今日は昨日のオールスターをワースポMLBの録画でもう一度楽しみ、為替が急速に円高に進んだので、モーサテでその経緯を聴きながら、この画面に向かっている。やはり「介入」があって、それと中国への輸出規制などの政策をバイデンもアナウンスし、トランプは元々そういう考えだから、強いドルへの志向が明白になったことで、トレンドは円高方向のようだ。一度手仕舞いを考えるタイミングかもしれない。昨日は200近いアクセスがあり、読まれていたのは相変わらず、「（Ora Orade Shitoriegumo）」の解釈についてである。もう3300アクセスを越した。朝練がなければ、朝は時間がたっぷりある。これから、ヴェインの貼り替えなどをゆっくりして、予習をちょっとして、ピアノの練習をしてから出勤。ピアノも左手でベースラインを広くスウィングしていくようなところは、やや首にきついようだ。予約は8月8日に取ってある。

  2024.07.18

• 年寄りの冷や水　1日目

  ​​【弓】5：45～6：3054射。40ｍ。40ｍから、狙って、付けて、放す、という練習。一応は、40ｍは80cm的の黄色から外さないこと。最後の9本は、9－9－9－9－9－9－8－8－8で、まあ目標に近い。どうも、中りの悪い矢が2本あるが、それはまだチェックしきれていない。まあ、射型がもっと安定しないと何とも言えない状態だ。ちょっと本気モード。【ピアノ】このところ『人生のメリーゴーランド』は通しで1日3回、『夕焼け小焼け～ジャズバージョン～』は、アドリブの一番難しいところが何とか弾けるようになったが、まだ指が外れることも多い。昔、キース・エマーソンのコピーをしようと、何度も同じフレーズを弾いていたことを思い出す。これはもう反復練習あるのみで、今朝も出勤前にそこだけ練習予定。

  2024.07.16

• 70代の生き方～弓編～あきらめの悪いアーチャー。

  ​このところ、弓に対する情熱が少しずつ戻ってきた。きっかけは、3年ぶりくらいに張り替えをして、ポンドダウンもして、信じられないくらいいい感覚が戻ってきたことだ。昔の射ち方を、思い出しつつある。45ポンドを半回転緩めたから、多分43ポンドくらいだろう。700番台のACEだと、そのくらいでスパインも合うはずだ。とにかく、センターが付くまで待てるようになってきた。付いたらすぐではなく、少しだけ余裕を持って切る感覚も戻りつつある。昔は、トリガーレスのような射ち方ではなく、緩みを警戒しながら、引き手はアンカーに固定し、ちょっと押し込む感覚で切っていた。それを思い出した。もちろん、昔のような点数は望めないが、20ｍから始めて、今朝やっと50ｍにたどり着いた。何とか50ｍでもちゃんと付けて射てるようになりつつはある。何だか、「・・・つつある」の繰り返しばかりだが、射が現在進行形でいい方に変わるという感覚。こんな感じは本当に久々のことだ。首の痛みがかなりよくなってきたこともある。高校の時以来の弓を、40代で再開して、CPに転向して、全日本と名の付く大会にも10回くらいは出られた。そうやって、もう30年近くもやってきた趣味なのだから、簡単には終われないのだろう。かくして、70代も、その時々に応じた目標を持って、弓を引き続けるのだろうと思う。そうなると俄然、毎日が忙しくなってくる。

  2024.07.15

• 70代の生き方～家族編～核家族第一世代の老後生活。

  ​​自分は一人っ子で、両親にわりと溺愛されて育ったのだが、結婚後は二世帯住宅を建ててもらい（ローンの半分はこちらで払った）、42年間、この家に住み続けている。子どもたちも独立し、両親も亡くなり、今は夫婦二世帯住宅。基本的には１階で生活しているが、妻は２階で寝ている。自分は朝が早いので、生活時間が少し違うからだが、これはこれでなかなか快適である。妻とは同学年なので、統計的には自分の方が先に死ぬ確率が高いのだが、今のところ健康ではあり、いわゆる「終活」みたいなことは特にしていない。自分も妻も、動けなくなったら施設、病院に行くことになるだろう。子どもたちの世話になるようなことは、考えていない。近所では、介護が必要な祖母や祖父を引き取ったりといことが時々あるのだが、最初から二世帯でここで生活していたので、自分たちには、そういうことはない。夫婦で、小旅行に出かけたり、ピアノを弾いたり、麻雀をしたり、メロンウォッチングをしたりと、老後のセミリタイア生活を楽しんでいる、というのが現状だが、健康年齢のことを考えると、それも後１０年続けば僥倖だと思う。年に１回は鹿児島に行き、年に数回札幌との行き来がある。来年はまた夫婦で旅行にと思い、パスポートも再取得の予定だ。終活ということではないが、この次、多分２年後くらいに買う車は、妻も自分も運転可能なコンパクトカーにしようと思っている。５ナンバーか軽自動車で十分だ。どちらが、どちらを乗せて病院通いをするかも分からないから、とりあえずそういう車がいい。今の車は、自分も最近大きすぎるな、と感じる。今は、首が痛いので、左の目視確認がちょっと辛い。老後生活といっても、その基盤はお金であることは間違いない。そこはそれほど心配しなくてもいい状況であるのは、ありがたいことだ。この物価高でも、安い夕張メロンを探したり、安い刺身に、道の駅で買った山わさびをおろしてかけて美味しく食べたりしながら、まあ、自分たちの出来る範囲での贅沢を楽しんでいる。この前、テレビでひと月10万に満たない年金のアパート暮らしの独居老人が、一日一食で暮らしている、という映像を見た。多分、何らかの公的援助を受けられるはずだが、あくまでも自己申請が原則なので、どうなのだろう。とりあえず、核家族で生まれ育ち、二世帯住宅で子育てをし、再び核家族に戻る、というのが、自分のここまでの人生である。そのまま終えるのだろうが、万一単身世帯になっても、できるうちはここで生活する。

  2024.07.15

• 70代の生き方～ピアノ編～ストピ巡りの旅

  ​​今や、弓よりピアノという日々が続いているが、もし、仕事を完全リタイアしたら、季節のいい時に、妻と「ストピ巡りの旅」でもしたいな、などと考えている。それには、健康でいること、多少の浪費はできることが条件だが、幸い、今のところその条件は満たしている。今、あちこちにストリートピアノが設置されていて、それを探すサイトもある。妻はこの前、宮城県の大崎市という人口10万にも満たない街で、弾いてきたそうだ。小樽でフェリーに車を載せ、ストピを弾きながら、観光もして、日本海側を南下して二週間くらいで息子のところに。そこでしばらく休み、今度は太平洋側を北上し、苫小牧に。そんなことを夢想しているのだが、まず、暗譜で弾けるレパートリーが10曲はないとダメだろう。エリーゼと発表会で年に2曲はできるから、あともう少し頑張って、年4曲。来年の秋くらいには、10曲にはなりそうな気もする。海外の空港にもあるし、と夢はいろいろと駆け巡る。

  2024.07.13

• 首が痛いので・・・

  ​​左の首、肩の痛みがもう二週間も続いている。この間、遠征公認に2試合出て、体に無理がかかったことは間違いなく、それが少なくとも直接の原因ではないにしても、引き金にはなったのだろう。頸椎ヘルニアで手術をしたところなのだが、それは8年前。その時の激痛とは違うのだが、やはり手術をしてくれた先生の病院に診てもらおうということになった。今日電話を入れておき、予約を取る。最悪、もう一度手術なら、二ヶ月ほど入院が必要で、そうなると仕事もちょっと無理かもしれない。授業に二ヶ月も穴は開けられないので、辞めることになるのかもしれない。また、弓ができるかどうかも怪しい。前回は、弓が突然引けなくなったことがきっかけだった。手術しても、結局引けるようにはならず、レフティに転向したのだが、以前のような点数は出なくなった。今度、左でも引けなくなれば、もうどこにも転向できない。ピアノで左を強く弾くと、やはり痛みが増す。そうなるとこちらも弾けなくなる可能性もある。そうすると、自分の楽しみがほとんど奪われることになるので、この病気ではできるだけ手術を避けて、治していきたい。70代は、健康の不安もやはり大きいし、思うに任せぬことも増えていくのだろう。そういう中で、できることを楽しむというほかない。

  2024.07.12

• 70代の生き方～仕事編～。できるだけ長く働ければいい。

  ​​そろそろ、仕事も終わりに近づいていることは、間違いない。今朝も首が痛い。これから今日見る予定の、小論文を添削するが、そういうことが、少しずつ、少しずつキツくなっている。三階の教室まで行くのも、腰が少し痛む。体力は年齢とともに確実に落ちていて、少しずつ仕事を減らせれば、一番いい。今年は、8時間の授業だが、来年は6時間、再来年は4時間、という具合にいけばいい。が、非常勤講師は、あくまで雇用の調整弁にすぎない。自分の授業力は今でも教科内で最も高いと思うが、自分の中では、少なくとも向上はしていない、現状維持が精一杯だ。とはいっても、専任で間に合うほどの授業数となれば、というか現にそうなっているのだし、年度の契約がない、ということになるだろう。そうなると、自分の思うように働けるかといえば、決してそうではない。70歳が非常勤講師の雇用年限で、その後は特例雇用となる。それが適用されるかどうかは微妙なところだ。幸いなことに、生活のために働かざるを得ないという状況ではない。年金も相対的には高い方だし、資産額も相対的には高い方だ。豪ドルがとうとう109円台を越えたが、このままいくと、97円台で契約した豪ドル建ての生保の利回りは10％を上回る。「冬のボーナス」と我が家では称しているが、エリーゼ全国大会の二人分の費用はここから十分に拠出できる。だから、仕事を辞めるという選択を自分からすることはないが、辞めざるを得なくなるとしても、それは好きなことの一つができなくなるということだ。たとえ、週3回の仕事でも、それなりに拘束されるので、辞めればオフシーズンの海外旅行など、逆にできることも増えてくる。いつ辞めてもいいように、その準備をしておくというのが、今のところの課題で、できれば後数年は、先述のようにして働くというのが目標だ。

  2024.07.11

• 70代の生き方～弓編～。75歳まで50m300点を射つ。

  ​​久しぶりに朝練。射ち方を変えた。必要以上に引かない。エイミングをして、押し手で真ん中につけていて、ついたら放す。ポンと放す感じ。今までは、ついたらそこからもう一引きして、すると左下にやや下がるのだが、意識としては押し手ではなく、引き手でセンターに近づけて放す。引き手が後ろに飛ぶ感じ。しかし、考えてみるともう70歳。無理をせず、ラクに射つのがいいんじゃないか。今朝の射ち方だと、どうしても緩みは出るが、6本50点くらいなら、ちょっと練習すれば出せるようになる。そこから先は、おまけだと思って、56とかが出たら、大いに喜べばいい。何よりも、ついたら放すのだから、ポンポン射てる。全然苦しくないし、時間も速い。今朝は、矢をACEに変えて、最初はＭも結構出たが、後半は48～53くらいでは射てた。大体60射。1時間。暑くはないし、爽快。それで、70代の弓の目標は、75歳まで50m300点を出し続けることとした。後期高齢者になったら、50m270点くらいにレベルを下げて楽しみ続ける。遠征には、無理をせず前々泊や後泊をつけて、ついでに各地のストピを楽しんでくる。やはり、遠征で1年ぶりくらいに弓の仲間と会うのは楽しい。前夜祭があったら必ず参加する。インドアはかねてから考えていたとおり、完全撤退するが、室内近射で筋力は維持する。

  2024.07.10

• 夏休みまで、あと3週間。

  ​​​昨日3時くらいに無事帰宅。妻は、中学の同期会で宮城に出かけているので、夕食は道の駅で買った帆立弁当と、山わさびをおろしてかけた鯛と鮪の刺身。体重が2kgほど増えている。また一週間くらいかけて元に戻す。やはり、我が家のベッドはゆっくり眠れるし、風呂もゆったり浸かれる。風呂に浸かりながら、いつまでこうやって暮らせるのかな、と思う。年齢のせいなのか、70歳になったら、ふとそんなことを考える瞬間が多くなった。70代をどう過ごすかについては、一度ゆっくり考えてみたいと思う。今週を含めて授業は夏休みまで後3週間。といっても、それからすぐ夏期講習で7月いっぱいまでは仕事が続く。それでも、夏休みはやっぱり待ち遠しい。現役のころも、「自宅研修」という名の夏休みはあったのだから、もう65年くらい夏休みを待ち焦がれる生活が続いている。8月初旬に孫がやってくる。今年もまた花火などを買っておかないと。夏休みの最後にFITA900の遠征公認試合があるので、弓に関してはしっかりその準備をしたい。一昨年勝てた大会なので、できればそれを目指したい。首の痛みがなかなか治らないので、病院の予約は入れた。長期の休みだからこそ、いろいろなことが思う存分できるのだ。今日は朝ドラを見てから、ちょっとだけピアノを弾いて、8時くらいに出勤予定。絵日記つけてた　夏休み花火を買ってた　夏休み指折り待ってた　夏休み（吉田拓郎　『夏休み』）息子によると、この歌の歌碑が吉田拓郎の出身校、鹿児島市谷山小学校にできたようだ。​

  2024.07.09

• さあ、帰ろうか。

  ​​昨夜はよく眠れた。さすがに疲れていたのだろう。都知事選の開票速報を見て、すぐ眠った。やはり50代以上で、石丸の得票率が低く、蓮舫には勝ったが、現職には遠く及ばなかった。妻は、市長時代から市議会のYouTubeをよく見ていて、応援していたようだ。起きたのは4時。いつもの感じである。仕事は持ってこなかったから、手持ち無沙汰だったが、大谷の試合が5時からなので、それを見ている。6時半に朝食を食べて、7時台に出発したい。途中、高速を一回降りて、いつもの道の駅に寄ろうと思う。いちご、さくらんぼなどがあれば買って帰る。2週連続で遠征だったが、やはり弓はいい。とにかく、一日、一生懸命、どうすれば中るかということしか考えない。練習不足で、点数はどうしようもなかったが、それでもそれなりに頑張った。昔、ずっと勝ってたけど、まだ頑張ってるんだね、というふうに思われているらしいが、それも悪くない。朝食は500円。格安である。和朝食。まあ、わりと美味しい。大谷の第3打席は凡退。残念。

  2024.07.08

• これが今の精一杯。

  ​​第1試合　299－285＝584第2試合　291－294＝585Ｍを第1試合で3本、第2試合で4本。やはり「切る射」でこの練習量では、これが精一杯だ。最後の2エンドは53－53で、今日一番いい感じで射てた。50mrndの公認はもう終了だが、もう1試合、8月にFITA900がある。エントリーしようと思っている。フリープラクティスの時に、ランチャーブレードが折れた。どうもおかしい感じだったのだが、Ｍさんが快く予備のブレードを提供していただいて、ありがたかった。後ほど買い取らせていただいた。どうも弓はもうどうしようもないほど調整が狂っていて、これは一度張り替えに出さないとダメだろう。帰ったらAさんに頼む予定。出来上がるまで1週間はかかるから、夏休み前は、ピアノと仕事に精を出そうかと思っている。疲れたが、久々に会う方も多く、楽しかった。

  2024.07.07

• よく眠れないベッド。

  ​​「枕が変わると寝られない」タイプである。だから、どこに行っても、作りが同じホテルチェーンを利用しているのだが、今回は出場を決めたのが遅かったので、空きがなかった。少し寝不足で、相変わらず首も痛いのだが、問題ないと思う。5時半ころ、これ以上眠れなくなったので、しょうがなく起床。持って来た珈琲を淹れて、6時半の朝食を待っている。それにしてもホテル料金はずいぶん上がった。ここは古い造りのビジネスホテルだが、2泊で2万近い。ちょっと昔なら1泊5000円という感じのホテルだ。郊外だし、コンビニも遠く不便だ。全部が旅行と言う訳ではないが、二人で年間に合計30泊くらいは、あちこちに出かけるから、ホテル代は安い方がいい。自分は弓の試合、妻はコンサートなどが多い。二人で行くのは、孫のところくらいか。後は先週行った試合、兼、墓参りの旅。多少ホテル代が上がってもいいのだが、問題は体力の方だ。昔は、土曜の授業を終えて出発、144本射って、日曜の深夜に帰宅、月曜から仕事などとやっていたが、今は考えられない。そもそも授業を火木土限定で入れているのも、日曜の試合後もう一泊しないと体がもたないからだ。さて、今日の試合。弓を引くのは、先週の試合以来。三階で、Ｄループを取り替え、ちょっとだけ調整したので20本くらいは射ったが、射場では引いていない。採点の仕事が優先だった。朝の数時間をそれで使うと、もう日中に射場に行く気にならない。サイトも多分少し上がっているはずだが、それはプラクティスで何とかなるだろう。というわけで、やはり、気分はもはや競技者ではない。ただの弓好きの老人である。

  2024.07.07

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  古稀の夕涼み　薩摩切子の藍色

  ​​息子も来年は40歳で、さすがに新入生とは間違えられることはなくなったようだが、今の大学はもう7年目くらいだろうか。教科書を書いたり、講演を年に10回以上こなしたり、まあ、よくやっているな、と思う。今年、鹿児島に行き、仙巌園の店で、薩摩切子をみた。晩酌に使う手頃なのがほしいな、と思ったが、値段がまったく手頃ではない。小さなものでも3万。ちょっと大きくなると5万。大体、二人で鹿児島に行くと20万以上はかかるのだが、それにしても高いので諦めた。残念ながら、年金生活者には手が出ない。多分、一緒に行った息子はその様子を見たのか、感じたのか、古稀の祝いに冷酒グラスを贈ってくれた。オーソドックスな藍色で、一番好きな色だ。高かっただろう。その日の夕食は、鱈のフライ、鮪の刺身。ウィスキーのロックにはちょっと小さいが、ことのほか美味しかった。古稀の夕涼み薩摩切子の藍色​​​​

  2024.07.06

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