La torta de chocolate

［注］愚痴･愚痴・愚痴・愚痴をきくのは嫌な方は今日の日記は読まないでください（笑）ーー；
＊長いです＊



◆私にはまだまだ彼女を通して学ぶことがあるのかもしれない
◆相手は自分の鏡だというもの
◆物事はただ起こっているだけで、それをどうとらえるかは自分の思い次第
◆私が彼女に対して包容する態度がとれたときにこそ自然に縁が切れるのかもしれないし

などと、ずっと我慢してきましたが・・・・。




今日、いきなり、お手伝いさんのロサルバを解雇しました。

あ～～～～っっ！！！

スッキリしたっ！



事の起こりは・・・・

お昼を一緒に食べながら

「今日、モカちゃんの幼稚園の申し込みに行ってきたの」

「・・・・。幼稚園はいつから行くんですか？」

「8月」

「・・・・・・・・・・・・・。
　そうすると・・私の仕事はどうするつもりです？」

（ちょうど、その話をしようと思っていたのよ）
「そうなの。だから、あなたには大変大変申し訳ないんだけど
うち、幼稚園にいかせた上に毎日雇う余裕はないから
モカちゃんが幼稚園に入るまで。。。8月の第1週目か中旬くらいまでで。
まだあと3ヶ月あるし、もちろん退職金（１～２ヶ月）も払うから
それまでに次の仕事みつけてくれるといいんだけど・・」

「わかりました・・。」


と！

ここまでで話が終われば
お互いに無事円満に行ったはずなのに・・・・。




「セシリアはどうするんですか？」

「セシリアには今までどおり、週に2日続けて来てもらうわよ」
（↑セシリアにも辞めてもらうと嘘はつけなかった私）

「なぜ、セシリアでなくて私なんですか？
　その理由を言ってください！！！！！」

（理由なんて言い出したら１００くらいあるからキリないよ）

と、納得できないという顔で詰め寄るので

簡潔に、
セシリアのほうがあなたより仕事全般においてできること。
努力はみとめるけど、結果が違うこと。
セシリアは私があまり言わなくても、すぐに理解してくれること。

と言ったけど、全然わかってない。
「セシリアにはあまり言わないでもやる、、、て。。。
　セニョ～ラは、いつも私にあれやってこれやってと言うじゃないですか。
私が勝手にやったら怒るでしょう？？　」

（あちゃ～～、私の言いたいことが全然理解できていない。）

「だから～！セシリアは私が一言言えばすぐにそれをちゃんとやってくれるけど
あなたはしょっちゅう違うことをやってしまうから、それは違う、こうしてああして
と、たくさんあなたに言わなきゃいけないの」

と、説明するも、そこのところが全く理解できないらしい。

自分はいつもきちんとちゃんとやっているのに
セニョーラのほうがいつも文句を言うんだ、とひかない。

（きちんとちゃんとできていれば、私だって何も言わないのに）
彼女は、そうでなくて
セニョーラは自分のことが気にくわないから、なんにでもけちをつけるんだ
みたいなことを言ってきた。


頭にきたので
「水曜日におやつにユカのフリッター出したけど・・
・・あれ、全部一人で食べちゃったの？」ときいたら
「いいえ、モカちゃんも食べました！」

モカちゃんが食べる量なんてたかが知れているじゃない～～！

私はユカが好きで、だけどおなかがすいていないから後で食べようと思っていたのよ～。

そりゃあ、いつも彼女におやつとかあげるときは
彼女の分をとりわけて出してあげているから

「残しておいてね」と言わずに全部出した私が悪いですよ。


だけどねっ！！！
あれ、優に３人分の量（２０個くらい）はあって
あれを全部一人で食べきるなんて誰も思わないよ～！
普通あれ全部いっぺんに食べないよ。
ものすごい量だったもん。

絶対に自分の非を認めない

　　↑　↑　↑　↑　↑

ところが、一番嫌だっつーのに・・・・・。


そして、
「普通、今までの人はきちんと次の人を紹介してくれましたけど
　それはしてくれないんですか？」
（↑紹介された先に面接にいって、断られて違う人が雇われたの忘れちゃったの？）

（ダーリンに「あのおばちゃんだけは死んでも他の日本人に紹介するなよっ！」と釘をさされている）

「うう・・・ん。今ね～～日本人の駐在の人少なくなってきているし。
以前からセシリアに、妹の働き口がないかときかれているんだけど、ないのよ。」

「実は、先月にすっごく良い仕事の話がきてたんです！！
　月曜～土用まで毎日で。
　でも、私はそれを断ってしまったんですよ！！」

と、またまた文句。

どうして？
そんな話一言も私に相談してこなかったじゃない。
ここよりもそんなに良い仕事で、先方が是非にというのであれば
「実はほかにいい仕事が見つかりそうなので・・・」と
私に言えば良かっただけの話しで

そんな事情なんかこっちはこれっぽちも知らないのに
なんで文句を言われなきゃいけないの？

こっちだって、３ヶ月も前に事前に解雇予告をしたんだから
それ以上どうすればいいのさ～～（爆）


頭に来たので（注：私は普段は非常～～～に穏便です）

「あのね・・・・あなた、この間、もう仕事終わりにしていいわよ、
と私が言ったにもかかわらず
＜私、汚いのを残しておくことが大嫌いなんです♪＞と
お皿を洗ったわよね。
（↑フライパンなどはお皿を洗うスポンジとは別のスポンジ使ってくれと言ってあったのに
　お皿もフライパンの同じスポンジ使ってた・・・あ～あ－－；）

だけど・・・・

お手伝いさん用のトイレ（更衣室）ね

セシリアが、彼女が帰ったあとは、いつもとてもきれなの。

だけど、あなたが帰ったあとは、床や洗面器にいつも必ず
髪の毛とか食べかすとかがついているのよ。

それがあなたを選ばなかった一番の理由ですっ！」


と言ったのだけど

しばらくの間
不思議そう～～～な顔をした後、納得いかない顔をしたので
（そりゃ、そうよね。わかっていたら汚くしたまま帰らないもんね）

「こっち、きて」と更衣室まで行きもう一度同じ説明をする。

「あなた、帰るとき、いつも髪の毛とかしてお化粧しなおして帰るでしょ？
　そのときに髪の毛がぬけて落ちるの。」
（もしくは‘無意識に’くしからぬいた髪の毛を下に捨ててたかも？）

「お手伝いさんとしての仕事を一生懸命やっていたことは理解しています。
だけど・・・
私は、友達の家にいってトイレを使ったときとか
レストランのトイレを使ったあととか、後の人のことを考えて
きれいにしてから出て行くわよ。
別に、いつもいつもきっちりきれいに掃除しろという意味じゃないわよ。
自分が使って去っていくときに、
ちょちょちょっときれいにするくらい３０秒か１分もあれば十分よね？
私は、気づいてから毎日チェックしていて様子を見ていたのだけど
セシリアが帰った後は毎回毎回いつもきれいなのに
あなたが帰ったあと、髪の毛が落ちていない、きれいだった日は１日たりともないのよ。」


もう、ここまで言ってしまえば

あと３ヶ月働いてもらって顔を合わせるなんてこと
お互いに気分悪くて、できませんよね。

だから、（午後１時過ぎ）モカちゃんが寝ちゃったのでベッドに寝かせてから

「もう、いいわ。今日でおしまい。今すぐ終わりにしてちょうだい」と言って

退職金３ヶ月分を払って帰ってもらいました。


これは彼女に言わなかったけど（言ったってしょうがないんですよ）

ストの件でも

セシリアはちゃんと８時ごろ電話をかけてきて「今日はストなので行けません」
そして、木曜日に出勤してくるとすぐに
「火曜日は本当にごめんなさい。仕事に来たかったんだけど、どうしても不可能で・・・」

「いいのよ、いいのよ～。そんなこと気にしないで。あの日はみんなそうだもの」


ロサルバの場合は
こっちが電話をかけているのに通じない。
しかも、彼女も携帯を持っているのに
自分が着く前に電話をかけてこない。
玄関に着いたとたんに「あ～！疲れた！疲れた！歩きどおして疲れた～！」
私が「今朝、自宅と携帯に何度か電話をかけたんだけど？」と言ったら
「あ、日曜日に引越ししたばかりで電話がまだないんです。
セニョーラ、今日は私に帰れってことですか？
それとも仕事をこのまま続けますか？」
ときいてくる。

誰が、ストで大変な思いをした人に家に着いたとたんに帰れて言う？
しかも、私が彼女に「今日用事があるので仕事にこなくていい」という
電話など１度もしたことないのに。



ロサルバさんを帰したあと、せいせいして
友達に電話をして
「今さっき、ロサルバさんとけんかしてやめさせちゃったのよ～」と言ったら

「わたし、あのおばちゃんには２,３回しか会ったことないけど
なんか気にくわなかったわ。
すごく態度が横柄というかえばっているというか。。そんな感じ。

ほら、日本人のしかも短期駐在でスペイン語がほとんどできない奥様とかだと
よくわからないから、みんな、お手伝いさんというものはこんなものか。。。
と、言いたいことも言えずにすごく甘やかしていたと思うのよね。

あと、単身赴任の人だと昼間いないときに掃除とかしてもらうだけで
ほとんど顔を合わせないですむという感じで
ずっと仕事をしてきた人みたいだから。

日本人の性格からいってきついことを言えないでみんなやさしいでしょ？
しかも日本人だとどうしても
しゃべるスペイン語が幼稚園児みたいだから
お手伝いさんによっては、日本人にたいして、
自分が世話してやっている、みたいにカン違いしちゃって
どんどん自分のほうがいろいろ上の立場になって
つまり、日本人は扱いやすい、て馬鹿にしているというか。。。

あくまでも自分はお給料をもらって雇われているんだということを
自覚していないというか。

こっちの人は自分を主張して強くでてくる（いつでも自分が正しい！）から、
相手のペースに巻き込まれてしまうと
日本人の感覚だと、ついつい
まるでこっちが悪いみたいに罪悪感を持っちゃうけど

私も最初の頃は、いろいろお手伝いさんに問題があって
何人も何人も変えたけど
＜こっちがお金を払って雇っているんだ＞という意識をちゃんともって
わりきらないと、やっていけないよ～～。」



は～～～。

とにかくスッキリです。


以前私が
「今日はロサルバさんが来る日だ。。と思うと朝から憂鬱になっちゃうのよね」
と話したら
「なにもそこまでストレスためこんで雇い続けることないじゃない？」と言われて
自分でも「そうよね～～」とずっとうじうじうじうじ思っていたんです。