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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:母のつぶやき
前回の日記の続きになってしまいますが・・・。
旧知(彼の名のイニシャルで、以下、Pとします)は、サバティカルでスウェーデン滞在中に息子さんを授かったわけですが、従って、子育てについて色々とフランスとの比較を交えて語ってくれました。 尚、お互いに専門が(理論)天文学と宇宙物理で、似たもののように見えますが、ぜーんぜん違います。従って、専門的な話は、今回は「抜き」でした。 Pはまず、「フランスでは、育児休暇(母親取得が主)が3ヶ月しかないんだよ。でも、それが終わると、母親達は"喜んで"仕事復帰していくよ」。 「フランスでは、5分で、ベビーシッターを見つけられるけど、スウェーデンではストックホルムでも6ヶ月待って、ようやく一人をみつけた。もう、本当に、夫婦水入らずのこと(夫婦だけで外食したり、外出したりなど)が全然出来ないよ」。 「息子を保育園に預け始めたのは、彼がちょうど1歳になった時だったんだけど、スウェーデンでは1歳ジャストで預けると『子供が可哀想~』と周りから"無言のプレッシャー"があって、あれには参ったね」。 私の娘は7月生まれなので、7、8月と保育園預けは出来ませんでした(夏休みのため)が、1歳2ヶ月になる前には保育園に通い初めていました。考えてみると、確かに、娘は当時「保育園の最年少」でした。。。 「あと、何でスウェーデン人って、子供を迎えにいく時間があんなに早いんだ?朝8時に預けて夕方5時に迎えに行くと、もう誰もいない!フランスでは、預ける時刻は8時半-9時と遅いけど、迎えに行く時間は最長夜7時くらいまで待ってくれるのに・・・」。 これに関しては、キルナではもっと凄く、大抵の親は、7時半までには子供達を預けにきます。8時間保育が原則なので、15時半には迎えに来ているわけですが、親は当然8時間も働いていない計算になります。 夫がいない今、子供達を8-16時で保育園に行かせていますが、16時だと、本当に誰もいない・・・。 「ただね、パリ(Pの本来の職場・研究所があるところ)は、ハード面で見ると子供のいる家族にはやさしくない街だよ。公共交通機関でもベビーカーなんて使えないから大変」。 スウェーデンでは、どんなに小さい街でも、バリアフリーなので、我が家やPの家族みたいに車なし家庭にも助かっています。 そうなると、フランスの『出生率2以上』を可能にしている要素は何だろう???と言う疑問が出てきたわけですが、その前に、夕食会お開きになったのです。 職場で、昼食で一緒になった時にでも聞こうかな?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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