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テーマ:北スウェーデン(64)
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フィンランドで"また"、学校において、銃による無差別殺人事件(スウェーデン語による)が起きてしまいました。
フィンランドが、銃の(個人による?)保有が世界第3位だとは、今晩のTVでのニュースを聞くまで知りませんでした。 それにしても、子供を持つ親として、銃による無差別殺人で子供を亡くすほど、理不尽なことはないと思っています。無くなった学校の生徒達とその家族のことを思うと本当に、とても切なくなります。 スウェーデンでも、一方、"銃にまつわる"季節です。 ヘラジカ(älg、エリ)狩り(jakt、ヤクト)が、キルナを含むノルボッテン県(もしかしたら、ノルランド地方全体?)で真っ最中です。 夫の勤める高校の一教師が、「ここ数年、ヘラジカ狩りをやっていないから、休みを取ります」と言って、狩りに出ているそうです(注:彼の奥さんはサーメ人なので、当然"土地持ち"。サーメ人はトナカイの放牧のために土地を持っているのが普通です。その土地がヘラジカ狩りの許可付きでもあるらしいのです)。ストックホルム出身の一生徒が興味があるからと、その教師について同じく休みを取っているとのこと。 キルナやノルボッテン以外では、ヘラジカ狩りのために(教師も生徒も)学校を休むなんて、きっとあり得ないと夫はコメントしています、ちなみに。 私は、誘われても、機会があっても、銃だけは使いたくない・銃による狩りなんかしたくないと思っていますが、ヘラジカ狩りは北スウェーデンでは、かなり、重要なイヴェントらしいので、これ以上のコメントは控えておきます。 ところで、ヘラジカ狩りの秋にまつわる、北スウェーデンでの2、3の話題をちょっと。 ・キルナの街中にある、クロカントレイルで、熊(björn、ビョルン)が何度も目撃されています。まだ、怪我人や死亡者は出ていませんが、子供達も日常的に遊ぶところだし、ベリー摘みも気をつけなければ、と言う感じです。 ・パイヤラ(Pajala)・コミューンで狸(mårdhund、モードフンド)が多数確認されています。これらの狸はフィンランドから北上してきたらしいのですが、単に北上してくるだけなら問題にはならないのですが、何かの感染症のキャリアであるらしいのです。県の担当機関の今後の情報には注意します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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