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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:母のつぶやき
これまで、ずーーーっと避けていた(と言うか、夫が代わりをちゃんと務めておりましたが^^;)保育園の「親・教師会合」に初めて出席してきました。
日本で言うPTA会合よりはずっとずっと小さい、息子が所属する組(1-2才児)だけの内輪の会合でした。 いつもは、この手の会合では、絶対にフィーカ(お茶)付きなのに、みんなが囲むテーブルは"がら~ん"。 一教師から、フィーカ関係の予算が、市から出なくなったので・・・と説明がありましたが、さては、夫、このこと知っていて、いつも出てくれる会合に「今回は行かないから。仕事の帰りに出て来てね!」と、あっさり、その役を私に譲ったと言う訳だったのかー!やられたーーー!!! まぁ、会合自体は、1時間弱の短いもので、余計なおしゃべりとかなく、非常に実務的なものでテキパキと議事が進んでいったので、フィーカが無いことはそれほど気になりませんでした。 ところで、いつも、daghem/dagis(ダーグヘム/ダーギス)を保育園と呼んでいますが、これらは現在では通称でしかなく、förskola(フェーシュコーラ)=pre-school=就学前学校で、初等教育機関の一つと言う位置づけになっています。 そういう訳で、保育園といえども、各学校毎に、教育方針・教育メソッドの明示があり、子供達の通う保育園では、数学("算数"という概念がスウェーデン語にはありません。従って、数量の基礎概念、とでもいいましょうか)と言語(の基礎)に重点をおいています。 帰宅して、「フィーカがなかった」と夫に言ったら、「知ってるよ。だから、僕は行かなかったんだよ!」・・・やっぱり!!! ノベール化学賞でも、日本の方が取られましたね! 2002年の田中さんと時といい、今回の下村先生の緑色蛍光たんぱく質(GFP,Green Fluorescent Protein)の発見といい、スウェーデン人が好みそうなテーマだなぁ~と個人的に思っています。 どちらも、確かに、もの凄く革新的な、テクノロジーの基になったのは疑いようがないのですが、"そういうところ"が、まさに、スウェーデン人好みだと私は思っています。 どこまで知られていることか、知りませんが、安全マッチってありますよね?あれって、元々はスウェーデン人の発明だったのですが、特許の概念がちゃんと確立していない時代に、どういう訳か、日本人がその技術を"盗んで"、安全マッチは日本が原産としてしまった経緯があります。 とにかく、ちょっとしたことだけど、凄い技術革新につながったり、それらを誘発するような(技術的)素地って、結構、スウェーデンと日本って似ているんですよねぇ~。だから、安全マッチはスウェーデンにとっては不幸なことになったけれど、それらの良さを互いに分かり合える"もの"を持っているから、田中さんや下村先生の発見はスウェーデン人にはとても分かりやすいものだと(私は)思っている次第なのです。 ・・・『おまけ』の方が長くなって、すみません(^^;!反省)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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