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カテゴリ:母のつぶやき
先週は息子(1才児)の親・教師会合がありましたが、今週(おととい)は娘(4才児)の親・教師会合がありました。
(早速の余談ですが、)今回は夫に行ってもらいましたが、「ハッハー!今回はフィーカ、あったよ!!!」と、帰宅早々夫・・・。半面"キーッ!"な気持ち、3時間近くに及んだフィーカ付き会合は、それほど魅力的ではないです(^^;)。 で、今回の親・教師会合は、言語に関する専門家(正確には、språkpedagog/スプロークペダゴーグと呼ばれる教育スペシャリスト)を交えての、(5才児を中心に行われる予定の)母語としてのスウェーデン語に関する特別コース開催についての色々を議論したものだったそうです。 その会合の中で、個々の4-5才児の言語的発育状況の、その専門家からのコメントがあったそうですが: 「お宅の娘さん(我が家の娘に対して)は、4才児の平均的な言語能力から計るとちょっと劣っているように思われます。長文構文力が多少弱いようです。」 それを聞いた途端、私は大いに異議を唱えましたよ!("夫"に異議を唱えてもしょうがないのですが・・・^^;) 娘は、完全なバイリンガルです。時期によって、スウェーデン語が強かったり日本語が強くなったりしています(そして、今は日本語に対する興味の方が強いです)が、両言語をほぼ等しく使うし、使い分けています。 最近は、ひらがなやカタカナを「書く」ことに興味を持っていて、会話における構文では「てにをは」などの助詞(?、私の日本語の方が危ういかも・・・)をどう使うかに明らかに注意を払っているように思われます。さらに、自分の使う日本語とスウェーデン語の違いを意識しているのか、一方に関して不明な点があると私に必ず聞いてきます(注:面白いのは、日本語を全く話さない夫には、この手の質問は全然しません)。 さらに、日本語とスウェーデン語は、構造(文法)的及び成立的概念に全く共通点がない!ことは明らか。・・・それを、会合にきていた専門家は全く考慮なし。 結論から言うと、私の「異議申し立て」の前に当然夫が異議を唱えていました。専門家のコメントはあくまでもモノリンガルである前提でのものだったので、専門家はコメントを撤回したそうです(当然!)。ただ、スウェーデン語をもっと強化する(モノリンガルのスウェーデン人4才児のレヴェルに上げる)ための特別コースにはやはり入れることにしましたが。 それにしても、文法なり構造なりと言った、言語の体系的な概念分析を知らない、4才児の頭の中は、私にしたら別宇宙・認知不踏域です。どうなっているのかしら??? でも、"外"から判断(正確には、推測)できるのは、彼女の両言語は段々と(自己表現手段として)構築されて、構造化している。そして、別言語としてちゃんと分離されている=今まさに、第?ステージの言語発達段階ということです。 ・・・ふぅ~、久々に私的なことで、熱くなってしまいました。少し、クールダウンをしてきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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