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カテゴリ:物理屋のつぶやき
意識して聞いた訳ではないのですが、今朝のSR/P1(スウェーデン公営ラジオ、チャンネル1)のクロップ・オック・シェール(Kropp & Själ、体と心)と言うプログラムで、記憶のことを扱っていました。
夫も私も、物理学的手法でアプローチできる"脳"科学に興味があります。私は、学部レベルで、たんぱく質(=分子の集まり)の三次元構造(=分子間力の作用の結果)の触りを勉強したことがありますが、ワトソン=クリック(DNA螺旋構造の発見者達。なお、ワトソン博士は物理分野の出身)の本を読んでいた時期でもあったので、生物物理を修士以上の専門にしようかな?とちょっと考えた時期でもありました。 ・・・余談はさておき、記憶と合わせて、興味深いのが夢の科学的意義。記憶と夢がどんな関係を持っているか、そもそも夢と記憶に関係があるのか、全く知りませんが、一度勉強してみたいものです。 私は、体調が悪かったり潜在的に心的ストレスがあると、必ずと言っていいほど奇妙な夢を見ます。最近の例では、 イタリア半島のどこかに、数百メートルからキロメートル規模の隕石が落下して、ツングースカ大爆発以上のカタストロフィーになり、スウェーデン・キルナにおいても、隕石衝突時の衝撃波や、もの凄い降灰を体験する と言うものでした。 キルナが含まれる北スウェーデンでは、統計的に1-2年に一度、隕石落下もしくはエア・バーストが観測されるとは言え、このこと(記憶)がこの夢に影響したのかどうか??? 夢の別な"不思議(不可思議性)"は、記憶にないことが出てくることです。 私の場合、"前世記憶"と呼ばれている、現時点で客観的に検証できないものはここでは除いて、どうしても因果関係が説明できない正夢があります。 私が10代の頃の見た夢で、それまで一度も踊ったことのないダンスを、それまで一度も聞いたことない言語を話す男性と踊っている、というものです。その男性に「やっと会えたね」と言われたのは、何故か理解できました。私も、その男性が、将来のどこかでいつか会う、私にとって大切な人であると漠然と思ったのを、夢の後でも暫く覚えていました。 私が、スヴェンスカ・フォルク・ダンス(Svenska folkdans、スウェーデン民間伝承ダンス)を始めたのは、夫と付き合い初めて数ヶ月経った頃でした。私がそこで強いデジャヴュを感じたのは、ここまでの経緯からお分かり頂けるかと思います。 メタ科学(←たまに、"似非科学"と混同されますが違うものです)にも超心理学にも多少懐疑的な夫にこの話をしたところ、見事に、「ふーん、そう」で一蹴されてしまいました(^^;)。まぁ、客観的に実証出来ないものは、私も強く主張できないわけでして・・・。 ・・・こういう訳で、(夫とは多分違う理由で)私も「脳」科学に興味が大いにあります。この分野にかかわる日はいつかくるのでしょうか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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