カテゴリ:宮城の名産
今回は旧名取郡史などから、仙台の山沿いの地方に伝わる義経伝説をご紹介します。
最初は、義経にとって恨んでも恨みきれない源頼朝、その「源頼朝公腰掛之石」の石柱 名取市高館熊野堂「熊野神社」境内 腰掛石 文治5(1189)年頼朝は熊野神社に戦勝を祈願して、高館城を攻略しました。その時に神社の境内で腰をかけた石と伝えられています。 近隣の見所 名取の熊野神社、本宮社、熊野那智神社。三社が分かれているのは紀州と、ここ名取のみです。 判官瀬 仙台市太白区茂庭字人来田 遠くに人来田水力発電所 源義経が奥州に逃れてきたときに、この浅瀬を渡って、高館に赴いたためにこの名があるといいます。文治5年の時には、頼朝もこの「瀬」か、栗木の「舟渡し」か、六郷堰近辺の越え場を渡ったのかもしれません。 義経の愛妾「静御前の墓」 仙台市太白区秋保町長袋野中 左側の一番高い石碑が静御前の墓と伝えられています。静は義経の後を慕いここまで来ましたが、村人の篤い看護をうけたものの、命尽きたといいます。 判官瀬と静御前の墓、近くの見所 仙台万華鏡美術館、秋保工芸の里、秋保大滝ほか、日帰り温泉入浴も楽しいですよ。 杜鵑(ほととぎす)塚 仙台市青葉区新川初ノ小屋 義経都落ちの時に、義経と臨月の北の方が、一目を偲んで暮らしていた平家の落ち武者の助けを受け、出産したが、産後の日立ちが悪く、母子ともに黄泉の客となり、この地に葬られたと伝えられています。 近隣の見所 平家落人伝説の定義如来、鳳鳴四十八滝、ニッカウヰスキー仙台工場、仙台ハイランドの遊戯施設など 伝説の地見物かたがた、温泉で日頃のストレスを追払いましょう!! お泊りは作並温泉で!作並ならこちらがおススメです。 作並温泉 鷹泉閣 岩松旅館 次回の「源義経のミヤギの足跡を訪ねて」は仙台市の東部、岩切周辺に伝わる伝説をご紹介します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.04.19 19:30:19
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