今回は地元に伝わる伝説から、義経の足跡をご案内します。
えっ、単なる伝説でしょうって?
でも、歴史に残されているのが、頼朝との黄瀬川との対面から自害までの9年間の「吾妻鏡」の記事と、「玉葉」などの貴族の日記だけで、
義経の歴史が「義経記」などの室町時代に作られた軍記物語に基づくものとしたら、
あなたは、物語は信じて、伝説は信じないというおかしな話になるのではないでしょうか?
写真は仙台市宮城野区岩切にある義経石
碑は県道仙台松島線(通称利府街道)岩切大橋手前、生協青果セットセンター敷地にあり、石(板碑)表面には、胎蔵界大日如来の梵字と父の供養のために正安4(1302)年建立したと彫られています。
伝説では、源義経主従が藤原秀衡を頼って落ち延びる途中、高森山で一休みし、弁慶と石投げの競争をしました。義経の投げた石は下の写真の七北田川を越え、遠くの畑に落ちたと言われています。
そして、高森山、下方は七北田川
一画に高森山公園。中世の山城跡が明確に残されており、中世史や城郭探訪ファンにとっては必見の場所。大震災による影響で県民の森から頂上平場までは行けません。(途中までは、利府方面から可能ですが、入り組んだ道でありガイド付きでの見学をオススメします。)
岩切城の詳細は: http://joukan.sakura.ne.jp/joukan/miyagi/iwakiri/iwakiri.html
岩切周辺のガイドは:
http://www.nihon-kankou.or.jp/vg/ctrl?evt=ShowBukken&ID=04100aa1042051019
義経石の近所にある弁慶石
弁慶石は、義経石よりはるかに小さく、伝説は逆に誤って伝えられたとも言われています。
阿弥陀如来の梵字と蓮が彫られています。
同じ仙台市宮城野区岩切にある義経四天王の一人、常陸坊海尊が御祭神の青麻神社
青麻神社の常陸坊海尊との関係、由来等は: http://www12.plala.or.jp/aosojin/
神社へは、大震災の影響により通行止箇所があり、上記インターネットの案内でご確認ください。
青麻神社の境内に立つ常陸坊海尊霊験之地の案内板
仙台市周辺には、この様に、沢山の義経の足跡が残されています。
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次回は、平治物語から「多賀城」などでの足跡をお送りします。