『永遠と横道世之介』上・下~吉田修一
『永遠と横道世之介』下は、今年読んだ本の中でベスト3に入る。本はほとんど図書館で借りているのだけれど、たまに読んだ本が欲しくなる(読み返したい)と購入する。今年、購入した本は1冊(たぶん)だ。そして、『永遠と横道世之介』も欲しいとは思ったが、なにぶん上下巻ともぶ厚く、持ち歩きには適していないので文庫化されるまで待とうか迷う。「横道世之介」はまず映画を観た。とてもよかったので原作を読んだ(文庫を購入)。次に「続 横道世之介」(文庫化にあたり「おかえり横道世之介」に改題)が出たのだが、これは未読で『永遠と横道世之介』上下を読んでしまった。永遠と横道世之介 上 [ 吉田 修一 ]永遠と横道世之介 下 [ 吉田 修一 ]おかえり横道世之介 (中公文庫 よ43-5) [ 吉田 修一 ]横道世之介 (文春文庫) [ 吉田 修一 ]なので、飛ばしてしまった「続 横道世之介(おかえり横道世之介)」は購入することに。注文済み未着。「横道世之介」は大学時代「続 横道世之介」は大学卒業後『永遠と横道世之介』は下宿屋ドーミーで暮らしている(職業はカメラマン)最初の「横道世之介」を読むと(または映画を観ると)世之介が最終的にどうなるのかわかっているので、どうしてもそこを意識してしましますが、あまり気にせずに読みました。それから、どーしても映画の世之介(高良健吾)と祥子さん(吉高由里子)が頭から離れません(笑)それほど、はまり役だったということでしょう。本の話に戻ると『永遠と横道世之介』の終わり方はもう少し違う感じがよかったかなぁ~映画のラストがどうしても思い出されて、本のラストが印象に残らない感じ。知りたいことは書かれているんだけどね。横道世之介 [ 高良健吾 ]