「ジョーのこころの縹渺(ひょうびょう)」

誕生日の前日である今夜は、妻の実家でほとんど家族皆と顔を合わせまして、ケーキなどを用意してくれていて少し緊張しました。


カゼ気味で喉が痛いのと、ロウソクの火を吹き消す時に風邪の菌はケーキに飛んでいかないであろうか、などと相変わらず場違いなことが脳裏をかすめる変な心の癖は健在なようでした。



今まであまり意識したことはなかったのですが、ろうそくを吹き消す前は、今年の抱負や願いのようなことを脳裏に思い描き、そしてその意志が固まったと感じた時に一気に火を吹き消すと願いが叶うのだと義姉に教わりました。



今日初めて聞いたということは、もうおわかりですね。





そうです。




36になるまで、意味もよく分からず、皆がロウソクを消しているからという理由だけで、機会がある事に火を吹き消してきましたが、初めてそういった意味合いでバースデーケーキと対峙した経験を持ったのです。




それは、なんだか得をした気分でもあり、嬉しかったです。





今日は、妻からのプレゼントでマッサージをしてもらいに行ってきます。




昨日も向かったのですが、そちらは予約をしていたにもかかわらず、不況の影響でしょうか。




店そのものが閉店をしてしまっていたようなのです。




せっかく出かけたのでショックでしたが、少し時間がたって考えてみますと、いろいろなことに気がつけたし、ある意味貴重な体験でもあるので良しとしようかと思えるようになりました。




少し気分を害してしまったことに関しては、妻のせいではないので申し訳なかったかなと、我ながら反省する幕開けです。




今日もよろしくお願いします。