|
カテゴリ:イスラエルライフ
「庭のテーブルに母がね、懐かしいものを持ってきて皆で眺めているのよ、来ない?」 地下鉄サリン事件の殺人と殺人未遂の疑いで逮捕されたオウム真理教元信者高橋克也たかはし・かつや容疑者(54)が、今月4日に川崎市の勤務先の建設会社社員寮から逃走した後、横浜市や都内の個室ビデオ店を転々とし寝泊まりしていたとみられることが15日、警視庁築地署捜査本部への取材で分かった。 捜査本部によると、JR鶴見駅(同市)のコインロッカーから押収した高橋容疑者のキャリーバッグから、オウム真理教関係の書籍十数冊が見つかった。ただ、1996年に埼玉県所沢市内の潜伏先から逃走した際には「教団から金はもらっていない」と供述している。 捜査本部は一連のオウム真理教事件への関与を調べるとともに、17年に及ぶ逃走生活の全容解明を目指す。 捜査本部によると、15日早朝、大森署に「高橋容疑者と似た男が13日に蒲田の漫画喫茶に入るのを見た」と男性から通報があった。連絡を受けた蒲田署員が漫画喫茶を訪れ、店員から「似た男がいる」と聞き、店内で新聞を読んでいた高橋容疑者を発見した。 漫画喫茶は社員寮から北に4キロ余り。15日午前6時すぎに入店していた。 捜査本部によると、高橋容疑者は寮から逃走後「(横浜の)鶴見や(大田区)大森、蒲田の個室ビデオ店でシャワーを浴び、捜査に関するニュースをテレビで見ていた。食事は主にファミリーレストランでしていた。世間を騒がせたことは間違いなく、すべては不徳の致すところ」と供述している。 逃走直前に購入したキャリーバッグは「6日か7日にJR鶴見駅西口のコインロッカーに預けた」と説明。8日にバッグの写真が公開された後、持ち歩けなくなり保管していたという。 身柄を確保された際は、信用金庫の帯封付きの預金238万円と現金198万円が入ったバッグ、無記名のJR東日本のSuica(スイカ)を持っていた。逃走中、眼鏡を新調しており、偽名の「吉田新一」名義でつくった眼鏡店のポイントカードを所持していた。 漫画喫茶の店長によると、高橋容疑者は14日に発行された割引券を使って入店しており、この日も店に来ていたとみられる。(個室ビデオ店で寝泊 高橋克容疑者、バッグにオウム本 中国新聞より抜粋) 17年の空白。 ようやくこれで、オウムサリン事件にも終止符が打たれることになるのでしょうか。 庶民的な見方としては、懸賞金が1000万円掛かっていたような気がしますが、その件はどうなるのでしょうね・・・。 ここからが今日の日記です^^。 JAZZで聴く松任谷さんの曲をBGMにブログを書いています。 今日は、週末妻の実家で、夕飯をご馳走になってきました。 なかなかはかどらずに手古摺っている自動車免許の学科試験の勉強、夕飯までの間に少しくらいはと空いている一室を利用して英語辞書とにらめっこしているところに妻がやってきました。 「庭のテーブルに母がね、懐かしいものを持ってきて皆で眺めているのよ、来ない?」 「どんな懐かしいもの?ちょうどね、脳味噌が拒否反応を起こし始めていたところさ、もうすぐ味噌汁になってしまうだろうね」 正直、嫌気が差し始めているタイミングであったので、すぐに応じた。 席をさっと立ち、妻に続いて小階段を小刻みな軽いステップで下りながらリビングを抜けて庭先の皆が集まっている中へと歩いていく・・・。 義姉もテーブルについて、広げている、なんだか少し黴っぽい匂いのする古いスケッチの山のようである。 何気なく一枚を手にとって、絵を眺める・・・。 はるか下にビル群が見える・・・、そんな高所を優雅に箒にまたがって飛ぶ鼻の垂れ下がった老女。 どうやら、魔女のようだ。 裏を何気なく見やると妻の名前が描いてあった。 どうやら、整理のいい義母が大事に取っておいた妻たち三姉妹の子ども時代に描いたであろうスケッチたちであった。 公認会計士をリタイアした義父が、ここ数年油絵を習い始めてあちこちに出かけては、テルアビブの街並みを当時を懐かしく思い出しながらでしょうか、スケッチしていることもあり、妻たちの絵をしまっておいたことを急に思い出したのかもしれない。 当時の妻の絵は、対象物を中央に大きく描き、沢山の色で彩ることが好きであったようだ。 皆がそれぞれ気になる絵を手に取り眺めた後に、裏返して作者を確認している姿も面白かったけれど、義母の手の中で我関せずと言わんばかりに、すやすや寝息を立て続けている娘も、早くも家族の仲間入りを果たしているのだなぁと、絵を眺める振りをしながら、そんなところを眺めていました・・・。 今日もよろしくお願いします。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[イスラエルライフ] カテゴリの最新記事
|