「ジョーのこころの縹渺(ひょうびょう)」

妻の関心事と私の無関心事




　呉市は、業務の外部委託を柱とする市アウトソーシング推進計画をまとめた。「民間にできることは民間で」を基本に、ごみ収集の委託化など３７業務を見直す。年１０億円の経費削減と職員２００人の削減を見込む。
　計画期間は１０年。内部検討や関係者との調整を図る業務もあり、見直しの開始時期はそれぞれ異なる。そのうち、家庭ごみ収集は２０１３年度から一部委託を始め、順次拡大する。現在は旧呉市域と安浦、音戸両町は市職員が担当し、残りの合併町は民間委託している。全体の民間委託の割合は約３割となる。
　広島県内ではごみ収集の民間委託が進み、県の１０年度統計では、広島市は約６割、福山市は約５割、東広島市と廿日市市は全て委託している。
　このほか、学校給食の調理や職員給与の支払い事務、御手洗地区（豊町）文化施設の管理運営などを外部委託する。
　公民館や美術館の管理運営では指定管理者制度を導入する。職員の健康相談や市税徴収の補助、支所の窓口業務などは非正規職員の担当に切り替える。（民間委託推進で37業務見直し　中国新聞より抜粋）


国や公共団体が身軽になることはわかります。

国や地方公共団体や国民、住民の方々にとって一番良い形とはどのような形のことなのでしょうか。


最近、いろいろなニュースを見ていると考えさせられることが多いです。






ここからが今日の日記です＾＾。




「あ～、本当にショックだわどうしよう！」



私が、今日は特別ブログに書き記しておくような出来事が見当たらないな～などと思案しているところにやってきた。




「・・・なに？どうしたの明日着ていく服が見当たらないの？」




産休中の勤務先の上司と面談することになっている妻が、着て行く服が決まらなくて悩んでいるのかななどと勝手な推測をしながら、気のない返事で振り返る。





「もう、本当にショックよね～、どうしてなのかしら」私の貴重な時間に入り込んできながら、未だに用件を切り出さずに引き伸ばす妻の手法に、ようやく思考の渦中から抜け出す決意をして、きちんと向き直った。



「どうしたんだよ。話聞いてるよ」




「見てよ、このクッキー。１つ・・・２つ、３つもパッケージが未開封でしょ？」




「開封して全部一人で食べればいいじゃないか＾＾」私の少しからかうような口調や態度に、怒る人たちは怒るのかもしれないが、妻の場合は喜んで余計に説明に熱が入るのだから、かなわないと常々感じる。




「見てよ、この賞味期限、未開封のパッケージが３つもあるクッキーの賞味期限が４ヶ月も過ぎてしまっているのよ！？」



私の記憶では、スーパーで安売りをしているお徳用特大パック、通常この種のお得感をアピ－ルしている商品は欠陥品か賞味期限が近いものが多い・・・。





当時、私の主夫らしい忠告にも関わらず、息子の友達が来たときなどに何もないよりはいいじゃないかと妻がストック用に購入してあったのである。





賞味期限が切れてから４ヶ月も経過していることを考えると、月日が経つのはものすごく早いようである。


妻は、近所のキヨスクに通うのが楽しみの一つであるかのようなところがあり、常に何かしらバックの中には持ち歩いているし、戸棚にも何かしら常にスナックやチョコレート、クッキー、ポップコーン、冷蔵庫の中には甘味類のデザート類やクラッカーや幾種類ものチーズ類がだいたいストックされているので、彼女の言うストックの意味を考えさせられる。





私から眺めると、常々冷蔵庫や戸棚に入っているものがストックであるように感じる。




しかし、妻のようなタイプの人にとってのストックとは、たまたま本当に何もないようなタイミングで何か口寂しいような瞬間、そんな時は私なら水でも飲んで眠ってしまうのだが、戸棚の奥底に眠るお宝の発掘のようにクッキーを発見して、大喜びをするというシーンをイメージして購入しておくのであろうか・・・・・・（笑）。








我が家から歩いて２，３分のキヨスクは２４時間営業なので、ちょっと出かければ何時でも購入できるのであるから、興味深い。



嗜好性や思考性にまで立ち入ることは出来ないので、お互い敢えて口にしてはいないけれど、その二人が同じ屋根の下でそれぞれの世界観を持ち続けていくのであるから、世のカップルの中で個と個がぶつかってしまった場合などに修復できない亀裂が入ってしまったと思い込み破婚なんてことも、関係性としては十分に可能であると想像できる・・・。






「さっきのクッキーどうしたんだ？もう、捨てたのか？」




私の問いに妻は笑顔でさらっと応える。



「今はクッキーっていう気分ではないから、明日の朝まだ食べられそうなのかどうかチェックしてみようと考えているのよ＾＾」




（え、本当に食べるのか！）



声にならない声が危うく喉元を通過しそうになったが、その代わりに私は平静を装って次のように答えた。




「ラッパのマークって知ってるか？」



「いきなり何なの？面白い人ねぇ・・・」







平和です。


今日もよろしくお願いします。




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