異端の系譜
善という名の偽善がこの日本に跋扈してる。環境保護の問題です。今は忘れ去られた核廃絶運動と同じ匂いがします。誰も反対のできないことを徒党を組んで大声で叫んでいました。核の廃絶に反対しない者は悪だというレッテル張りです。今の環境保護運動も同じような感じがします。絶対正義を振りかざすのはいささか滑稽ですらあります。環境保護によって誰かが不当な利益を得ているのではないかという思いがつきまといます。もう少し環境保護の問題を冷静に考えてみる必要があると思います。私の職場にも環境に優しい生活をしましょうということで、白熱灯を蛍光灯に変えましょうなどということが何の疑問も無く文書として廻ってきています。蛍光灯が白熱灯より環境に優しいのはその蛍光灯が光っている時だけです。確かにその時は白熱灯に比べて環境に優しいでしょう。しかし、白熱灯を作るエネルギーと蛍光灯を作るエネルギーを比べてみるなどということはしないです。トータルで環境に優しいかを考えるべきです。一点だけに焦点をあてて議論を誘導するのはフェアでは無いですね。環境保護運動の主張は目先のこと的なことがあまりに多いと思います。善を標榜しながら結果として偽善となっていないかを反省する必要があると思います。地球温暖化の問題は専門家の間でさえ意見が割れています。あたかも地球が温暖化しているのは誰も否定のできないことのように報道されています。ここさえ怪しいのです。これについては誰も解らないとい言うのが正直なところでしょう。それが国連のICPPの報告によって権威づけられ一人歩きしてると思うのは邪推でしょうか。この報告についてはその中身をしっかりと検証する必要があると思います。こういうことを書くとすぐお前は環境保護に反対してるのかといわれます。あまりに善意に凝り固まった環境保護運動を冷静に見ませんかということが言いたいのです。