浮き世沙汰
突然古い仕事の直しが来て元データから修正するのに少しばかり混乱した。進行中のものなら何処に何があってどう進めればいいかなど詳細に把握しているが作業が終わってしばらく経っていたので細かいところを忘れていたからだろう。レンタルビデオ屋がセールだったので映画版「ターンAガンダム」のビデオを借りて観たらテレビでちらっと観た時よりタイトに編集されていて流れがわかりやすかった。結局は散漫になって失敗に終わっているようだが何か新しい事、違う事をやろうとしているその姿勢には作家性を感じた。「ハリー、見知らぬ友人」は狂気じみたハリー役の役者がうまく、周りが巻き込まれていく嫌な感じがよく出ていた。後味の悪いハッピーエンドがこの上なく爽やかで、ダークだった。ノーベル賞を取った人がなんだかあまりにのほほんとしていて好感を持った。周りが大騒ぎしていて権威とかマスコミというものが本人と別の所で勝手に動いていくことの恐ろしさと馬鹿馬鹿しさを感じた。夜やたら寒かった。もう冬もすぐやってくるのだろう。雑貨屋等でハロウィングッズを見かけるようになったがすぐにクリスマスや正月の物を目にするようになる。光陰矢の如し。