ことば
『ケータイ刑事』も『ケータイ捜査官』もインプレスの『ケータイ Watch』も「ケータイ」とカタカナ表記で、漢字の携帯でも本来の読み仮名であるケイタイでもない。携帯電話を現すギャル語としての「ケータイ」が一般化した形か。言葉の乱れ云々が語られる背景の一つとして、自分が使ってきた言葉が通じなくなってしまうのではないかという恐怖心がある。既に世代間ギャップというかコミュニケーションの断絶は相当なところまで来ている様にも見受けられるため、「俺の話を聞け」と言いたい人達にとって、それが全く理解されないという事は恐怖なのだ。2ch語を連発する若い子はまるでギャル語を使いたがるオッサンのようだ。でも「学ぶ」は「真似ぶ」からきているし、そうやって同化してみることで理解し、作法を学んでいくのだろう。