日本母親大会in和歌山
第69回日本母親大会が9月28・29日に和歌山で開催され、徳島から26人が徳島からフェリーで参加しました。 全体会場は和歌山県文化会館、大阪から青木惠子さんが駆けつけてくれました。初めて日本大会に参加した青木さん、全国から多くの方々が参加されて圧倒されたそうです。 記念講演は、第五福竜丸平和協会専務理事の安田和也さんが「第五福竜丸、みんなの船ービキニ水爆実験70年、世界のヒバクシャとともに核兵器なき地球を」と題して70分話されました。 世界で現在12,120もの核弾頭があるとのこと、戦後も核実験がアメリカ・ロシア・フランス・イギリスなどで繰り返されていることが報告され、アメリカのヒバクシャが約100万人もいるとの報告にビックリです。 核実験をした地元住民だけでなく、多くのアメリカ兵も被爆しているんですね。被爆国である日本政府が核兵器禁止条約の批准・署名を一日も早く…と安田さんから呼びかけられいました。 オープニングのチンドン楽団「トンカラポンガ」のパフォーマンスはよかったですね。それぞれの特性を生かした踊りに拍手喝采でした。 守大助さんのお母さんの訴えには、今年は和歌山・宮城。高知・そして青木さんと徳島人たち10人余りが横断幕と幟を持って舞台へ。 守さんのお母さんの「私が生み育てた息子が人殺しなんかするはずはありません。皆さん力を貸してください」との涙の訴えに、会場から大きな拍手がありました。涙を流しながら必死で拍手する人もいました。 その後入口付近で記念撮影し、夜はお母さんと青木さんら11人が懇親会。お母さんと一緒に参加してくれた宮城のMさんとも話が出来てよかったです。 日曜日の29日は分科会、私たちは特別企画の「作家 有吉佐和子が時代に問いかけたもの」に参加、朗読劇は素晴らしかったですね。 有吉佐和子の作品では、「華岡青州の妻」「恍惚の人」「複合汚染」は昔読んだことがありましたが、「助左衛門四代記」「非色」を読んでみたいと思いました。 大会終了後は、夫やKさん・Wさん・Yさんの5人で和歌山城天守閣に登ってきました。 青木さんから「来年の東京開催の日本母親大会に参加して、守さんのお母さんを励ましたいと思っています」とのメールが届きました。