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10月13日
江戸時代後期にあたる 文化元年 10月13日(現在の暦で 1804年11月14日) 医師 華岡青洲 はなおか せいしゅう 先生 が 世界で初めて 全身麻酔による手術を成功させました。 20年の歳月をかけて開発した 通仙散 による 全身麻酔下で : チョウセンアサガオ など 数種類の薬草を配合した麻酔薬 60歳女性の乳がん摘出手術を 行ったのです。 通仙散が飲み薬であるため 麻酔が効き始めるまでに約2時間 手術を始められるまでに約4時間 そして 目覚めるまでに6~8時間.. 現在の麻酔と比べ 格段の時間を要するものでした。 わっしょい わっしょい posted by (C)ありんこbatan ケガを治すための外科的手術は 紀元前から 行われていたようですが 麻酔が開発されるまでは 患者にとって 地獄の責め苦 w(T□T;)w 痛みに耐えかねて暴れたりすれば 医師も 手術を続けるのは大変でした。 中国では 3世紀に チョウセンアサガオ を麻酔に使っていた とされるものの : 人間の体を痺れさせる毒があるため その毒を利用し 痛みの感覚をなくして 手術をする 具体的な配合や 用法など 詳しいことが書かれたものは 見つかっておらず 華岡青洲先生は 独自に 薬草を研究し続け 麻酔薬を調合 ハツカネズミ 犬 ウサギ 等々で 実験を重ね.. 人間で実験する段階になると 親族が 次々と 体を差し出して 実験が実現し ついに麻酔が完成! 100人以上の乳がん患者に 全身麻酔をかけて手術をし 実績を上げました。 ですが 青洲先生の全身麻酔薬は 用量の調節が難しく 世界に広まることはありませんでした。 探検ごっこ posted by (C)ありんこbatan お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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