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テーマ:最近観た映画。(40147)
カテゴリ:Music-音楽
Michael Jacksonの映画【THIS IS IT】を観た人々が、
オンライン、オフライン両方で多数いらっしゃって、 皆こぞって、観るべし、観るべしと大絶賛。 たまたま、松チャンの【しんぼる】という映画を観に行った際に、 予告編で【THIS IS IT】を観て、その予告編からして素敵で、 わー観たいなぁ、なんて思ってたけど、 でも、DVDになってからで良いか。。。なんて思ったりもしたけど、 結局、映画館のドルビーサラウンディングサウンドでちゃんと観て正解、良かった。 もう、数え切れない人達が既に絶賛の嵐だから、 あえてワタシが付け加えるコトなんて無いってカンジなんだけど。 とにかく、 音楽性の観点から、非の打ち所が無い。 彼のnegative要素を掘り出すと言えば、 度重なる整形手術のせいで崩壊していく顔面だったり、 少年に対するナンチャラみたいな報道だったり、 そういうニュースが思い出されるけど、 それらなんてもう掻き消されてしまうぐらいの彼の神的な天才っぷり、 というのを目の当たりにしたカンジ。 ワタシは特に彼のファンでもないし、 漠然と、彼は子供の頃から音楽活動をしている人という、 そういったリスペクトの念があるだけで、 興味があったのは、彼の音楽性よりむしろゴシップ性の高い整形だのneverlandの方だった。 どのアーティストであっても、 コンサートとかのメイキングみたいなドキュメンタリーを観ると、 感動的なものだけど、 当然Michaelのそれってほんと規模が違った。 桁違い。 本当にプロというか、 いくらアーティストと名乗ってても、 歌唱力がLiveだと揺らぐ人とか、 歌やダンスが、アレってなる人沢山いるけど、 Michaelはもう、【機械】と呼びたいほど完璧。 でも、機械に余り例えたくは無いのだよね。。。 確かに機械のようなんだけど、 何が違うって、そこに内側から湧き出る確固たる【意志】があるから。 だから、本当の【天才】。 本当に【天才】という形容をされるべきは彼のような人。 日常的に報道でも何でも、やたら生半可なLEVELで【天才】とか【カリスマ】とか、 とかく日本だとそういう形容を軽々しく使用する傾向があるけど、 なんて厚かましくおこがましいコトなんだろうと思ったり。。。 彼の音楽は勿論素晴らしいけど、 映像としてシャープなダンスと一緒に音を吸収すると、 もうそれは単なる【音楽】というのを越えて、 【音楽と言う名の芸術】というカンジになるから、 当然、引き込まれる。 proper enterteinment. これぞエンターテイメント。 トークの面白さとかでエンターテイメントとする有名人とか居るけど、 それはそれで問題無いけど、 Michaelの場合は、音楽性とダンスの完璧さ、秀逸さだけで シンプルかつ純粋に精度の高い、 本当に純粋なエンターテイメントを提供できるから、そういうcover up的要素は不要なんだなぁと思った。 才能で堂々勝負できるっていうか、 誰にも負けないクオリティ。 もう、居る次元が違うっていうか。 ファンでもないのに、彼を神と形容してしまう自分に驚くけど、 ほんとそういうカンジ。 引き込まれる。 惹き込まれる。 不思議な人。 色々な精神的苦悩を味わってきたのだろうけど、 【音楽】のための人生というか、 本当の本当のプロで天才、 スゴイなぁ~スゴイなぁ~、スゴイなぁ~。。。。 って、どんどん惹き込まれて行くから、 エンドロール流れてる時に、 ふと、 【あ・・・でももう居ないんだ。。。】って気付いて、 そこで非常~~~~に重いせつなさにかられて、 ワタシは涙が出てきてしまった。 小学生時代の恩師が亡くなられた時の、 お葬式で、死に顔を拝んで、 あぁ死んじゃったんだ。。。というコトに 現実的に直面させられた瞬間と似てた。 だからワタシ普段からMichael Jacksonのファンでもないし、 慣れ親しんでもないのに、それなのにコレだから、 彼の人間的魅力とか、存在感、重みとか半端ないんだなぁって実感した。 わーーーーーーーーーーーーってスゴイスゴイスゴイの嵐の後に、 ふと、居ないんだ、と言う気付きで悲しくなる。 そういう心理的展開でした。 95%のスゴイスゴイ~の感動だとしたら、 100%になるまでの最後の5%で悲しさが襲ってくる。 そういうカンジでした。 確実に語り継がれるlegendですね。 Michael Jacksonという人物は。 本当に【天才】という称号を与えられるに値する人。 上映期間も延長されているから、 まだ観れるチャンスがある方は是非映画館へお急ぎを。 平日レイトショーなど、比較的空いているからオススメですヨ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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